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2006年09月19日

デジタルコードレス子機付きFAXにも「無線チャネル変更機能」

「SP-DA320(S)」
 NECとNECアクセステクニカからFAX「スピークス」シリーズの新製品6機種を10月13日に発売すると発表されました。オープンプライスで、店頭実売価格は23,000円前後から。

 今回発表された6機種のうち、「SP-DA320(S)/DA320W(S)/DA220(K)/DA220W(K)」の4機種では「さかのぼり録音」という新機能を親機側に搭載しているのが特徴。これは通話中および本体設定によって通話終了後でも専用ボタンを押すことで、通話を遡って最長45分間録音できるという機能になっており、再生時には30秒間隔での早送りや、15秒間隔の巻き戻しも可能だそうです。

 いずれもコードレス子機が付属していて、親機との通信は2.4GHz帯を使用。2.4GHz帯というとご存じの通り、無線LAN規格のIEEE 802.11b/gが使用している周波数帯域。最近では、パソコンや無線LAN機器以外にも、「Wii」や「プレイステーション 3」、「Xbox 360」といった次世代ゲーム機でもIEEE 802.11b/gに対応しています。

 また、BluetoothやFAX以外にもコードレスヘッドフォンの一部製品などでも2.4GH帯が利用されており、今後次世代ゲーム機やこうした機器を自宅で複数使用する場合には電波干渉が個人的に気になっている点だったりします。

 そんなことを思いながら、今回のリリースを眺めていると無線LANと同時使用で干渉が生じた場合に、無線チャネルを自動および手動変更する機能を搭載しているとのこと。既存製品でも同様の機能に対応しているのかもしれませんが、「FAXにもこうした機能が搭載されているんだな」と改めて感じた次第です。

ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0609/1901.html
製品情報
http://121ware.com/speax/

投稿者 村松健至 : 2006年09月19日 18:13

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