Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NHN Japanとバンダイナムコゲームス、「ファミスタ オンライン」を提供

 NHN Japanは、バンダイナムコゲームスと共同開発したWindows用オンライン野球ゲーム「プロ野球 ファミスタ オンライン」を、オンラインゲームポータル「ハンゲーム」で提供すると発表した。8月15日にはプレオープンサービスが開始され、ハンゲーム登録ユーザーであれば、誰でも参加できる。


プロ野球12球団の選手が実名で登場する「ファミスタ オンライン」

「プロ野球 ファミスタ オンライン」キービジュアル
 「プロ野球 ファミスタ オンライン(ファミスタ オンライン)」は、バンダイナムコゲームスの野球ゲーム「ファミスタ」シリーズをオンラインゲーム化したタイトル。サービス提供にあたっては、NHN Japanがサービス運営・設計とサーバー開発を、バンダイナムコゲームスがゲーム企画とゲームクライアント開発をそれぞれ担当した。

 オンライン対戦モードやシングルプレイモードを用意。オンライン対戦モードでは成績に応じてプレイヤーレベルが上昇し、チーム力が向上していく。また、投球や打撃、守備、走塁はキーボード操作となるが、「A」「S」「D」キーと矢印キーを使用するシンプルな構成。また、将来的にはゲームパッドへの対応も検討していくという。なお、守備に関してはコンピュータによる自動守備モードも用意する。

 ゲーム中にはプロ野球12球団に所属する選手が実名で登場。8月15日に予定するプレオープンサービスでは各球団20選手、合計240選手が登場し、10月1日のオープンサービス時には1球団50選手、合計600選手へと拡充を予定する。さらに、オリジナル球団「ナムコスターズ」も同時に加わり、こちらも50選手が登場する予定だ。球場に関しては現時点で1球場のみ用意され、今後は球場内の仕掛けを増やし、見た目の楽しさを充実させていくという。


「ファミスタ オンライン」のゲーム画面 守備はオートモードも用意する

試合後はファミスタスポーツの表示も プロ野球12球団に加えて、「ナムコスターズ」も参戦

カード機能やコミュニティ機能などオンライン版オリジナル要素も

モード選択画面。トレーニングモードにはチュートリアルも用意される
 ファミスタ オンラインのオリジナル要素としては、カード機能やコミュニティ機能、Webサービスとの連携がある。カード機能は選手カードや試合中に使用できるアイテムカードなどが用意され、選手カードの中にはスキルやステータス値が異なるプレミアムカードも存在し、カードを集めて自分だけのオリジナル球団も作成できる。

 コミュニティ機能では、フレンド登録やゲーム内メール、フレンドチャット機能を用意。フレンドチャット機能はフレンド登録したユーザーとチャットができるというもので、ロビー画面以外でも、別ウィンドウ表示で試合中やアイテムショップを利用中でもチャットが可能になる。

 Webサービスとの連携に関しては、試合結果を公式サイト上に個人成績として掲載するほか、全体ランキングやカード図鑑ページなども用意する。加えて、本塁打記録までの残り打数などといった表示も行なわれる。このほか、チュートリアルモード、初心者向けWebガイドなどの機能や施策も実施していく。

 サービススケジュールは、オンライン対戦モードのみを実装したプレサービスを8月15日に開始。10月に開始を予定するオープンサービスでは選手カードやMyデッキ機能が追加され、11月の正式サービスでは公式戦モードや装備アイテムの販売を行なっていく。

 正式サービス時の基本料金は無料で、カードや装備アイテムなどを有料販売するアイテム課金制を採用する。両社によればアイテム購入をしなくても、ゲームそのもののプレイは可能だとしており、アイテムカードを利用したユーザーとの対戦でもゲームバランスは崩れないと説明している。

 NHN Japanでは合わせて、ハンゲームの2006年度テレビCMキャラクターとして、映画「富獄百景 ~遙かなる場所~」に主演した俳優の塚本高史を起用したと発表。8月12日より東京と大阪地区を中心にテレビCMを順次放送するほか、ハンゲームの特設サイトでもCM映像やメイキング映像などを配信する。


オンライン版オリジナル要素として選手カードやアイテムカードを実装 カードに描かれる選手イラストのデザイン意図。なお、選手が引退した場合には新規のカード販売が中止される 試合中にアイテムカードを使用したところ

チャットやメールなどコミュニティ機能も用意 サービススケジュール 動作環境。低スペックのPCでも動作するように開発を進めたという

ファミスタ オンラインでオンラインゲーム市場での競争力強化を目指す

(左から)NHN Japanの千社長とバンダイナムコゲームスの鵜之澤副社長
 「ファミスタ オンライン」の発表に合わせて両社では説明会を開催し、共同開発に至った経緯や今後の展開を説明した。

 バンダイナムコゲームス代表取締役副社長の鵜之澤伸氏は、「ファミスタ オンラインの共同開発は、当社からNHN Japanさんにアプローチしたもの」と発言。「グループ会社のバンダイチャンネルを通じて、ガンダムなどのアバター素材を提供するなど良好な取引実績があったため」とその経緯を明かした。

 鵜之澤氏は続けて、ニンテンドーDSやプレイステーション・ポータブルに加え、次世代ゲーム機のXbox 360、プレイステーション3、Wiiがネットワークに標準対応している点を挙げ、「今後はパッケージ販売で完結させるのではなく、アバター提供などオンラインサービスの展開も重要になってくる」と指摘。「そうした考えもあり、今回のファミスタ オンラインの共同開発を通じて、NHN Japanさんが持つノウハウを学ぶことができれば」とゲーム開発に止まらない協力体制を進めていく姿勢を示した。

 NHN Japanの千良鉉代表取締役社長は、「ハンゲームは登録ID数が1,740万ID、最大同時接続者数が12万4,000件に上り、事業を進めていく中でオンラインゲームに対するニーズが高いことを確信した」と述べる。「ファミスタ オンラインは、ユーザーニーズにマッチしたタイトルであり、オンライン版として一味違う面白さを味わって欲しい」と語るとともに、「引き続き、家庭用ゲームのオンラインゲーム化を進める」と今後の展開も示唆した。

 また、NHN Japan取締役副社長の森川亮氏は、「オンラインゲーム市場は競争が激化しているが、ファミスタ オンラインをハンゲームで提供していくことで、ゲームポータルの競争力強化にに加え、サービスの向上が実現できる」と述べた。


ファミスタ世代も取り込み、2006年内に100万人の会員獲得が目標

NHN Japanの瓜生氏
 サービス内容や今後の展開を説明したNHN Japanのゲームアライアンス事業部 事業部長の瓜生貴士氏は、「主な20~30代のファミスタ世代および野球が好きなユーザーをメインターゲットに据えている」と説明。現在、ハンゲームのメインターゲットは10~20代が中心だが、ファミスタ オンラインを通じてユーザー層の拡大を図りたい考えだ。

 また、ファミスタ オンラインの登録会員数は2006年内に100万人が目標。瓜生氏は「60~70万の登録はゲームの魅力を伝えることができれば達成できる」と語った上で、「さらにファミスタ世代などにプレイしてもらうことで、目標数値を達成させたい」と語った。

 ゲーム開発を担当したバンダイナムコゲームス コンテンツ制作本部 第3制作ユニット プロデューサーの塩澤敦氏は、「PS2向けソフト『プロ野球 熱スタ2006』にファミスタモードを導入したところ、ユーザーからの反響が大きかったことが開発の発端」と説明。「オンライン版を提供することで、ファミスタシリーズのメインユーザー層である30~40代の方にも、友だちと集まってプレイしたときの楽しさや熱さを味わって貰いたい」と語った。

 その上で、「ファミスタ オンラインをお子さんと一緒に遊んで貰えれば」と述べ、「これをきっかけに、プロ野球を観に球場に足を運んだり、野球自体を家族で楽しむなど、野球の面白さを知って欲しい」とゲームに止まらない広がりに期待を示した。


バンダイナムコゲームスの塩澤氏 「ファミスタ オンライン」のユーザーターゲット

関連情報

URL
  「プロ野球 ファミスタ オンライン」ニュースリリース(PDF)
  http://www.nhncorp.jp/press/files/PRESS_20060808153818.pdf
  ハンゲーム2006年新TVCM ニュースリリース(PDF)
  http://www.nhncorp.jp/press/files/PRESS_20060808153646.pdf

関連記事
ハンゲーム、フットサル形式のオンラインサッカーゲーム


(村松健至)
2006/08/08 18:47
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.