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第6回:アクセス&収入アップを目指す方法
[2004/10/07]
第5回:自分のサイトにアフィリエイトリンクをはろう!
[2004/09/30]
第4回:支援ツールで便利に使おう! Amazonアソシエイト(後編)
[2004/09/17]
第4回:支援ツールで便利に使おう! Amazonアソシエイト(前編)
[2004/09/16]
第3回:
お勧めの商品にアフィリエイトリンクを張る
[2004/09/09]
第2回:
「Seesaaブログ」で始める、無料ブログ&アフィリエイト
[2004/09/07]
第1回:
アフィリエイトで簡単便利におこづかいゲット!
[2004/08/30]
アフィリエイトのススメ

〜個人サイトやブログで小銭を稼ぐ方法〜

第6回:アクセス&収入アップを目指す方法
 ブログやホームページでアフィリエイト広告を出すのは難しくない、ということはおわかりいただけたと思います。最終回となる今回は、アクセス解析サービスや検索エンジンを活用して、サイト全体のアクセス数を向上させつつ、収入アップを目指す方法をご紹介します。

ページ来訪者を増やすには

 アフィリエイトに限らず、インターネット上の広告と呼ばれるものは「不特定多数の人に見てもらうこと」が最大の目的です。逆に言うと、あまり見てもらえないものは広告と言えません。つまりアフィリエイト広告を使って収入を得ようとする以上、見てもらうための努力は必要不可欠なものになってきます。

 テレビではどれくらいの人に見てもらったかの指標として視聴率がありますが、インターネット上のWebサイトにおいては、ページビュー(以下PV)と呼ばれる数値で、ページ訪問者の量を計る事が多くなっています。

 PVとはWebサイトにある各ページが何回表示されたかを示すもので、この数値が多ければ多いほど、絶対的な来訪者が多いと推察されます。ただし1人のユーザーがWebサイト内のページを行ったり来たりすれば自然と多くなるため、「訪問したユーザー数」とイコールになることはありません。

 このPVが増えれば、自然とアフィリエイト広告を見てもらう機会が増える事になります。これからPVを増やすための具体的な手法をいろいろと試していきましょう。



ユーザー傾向を掴む! アクセス解析

 「アクセス解析」というサービスはご存じでしょうか? このサービスを利用すると、「何時に」「どこのリンクから」「どういった検索キーワードで」で自分のWebサイトにたどり着いたかを自動的に記録し、集計してくれます。

 従来からあるアクセスカウンタでは単なるPVしかわかりませんが、アクセス解析サービスならたどり着いた経緯も参照できます。例えば夜11時くらいに来る人が多いとわかれば、その時間帯より前にページ更新を終わらせておくことによって、より新鮮な情報をタイムラグ少なく見てもらえるということがわかります。

 つまりアクセス解析は、自分なりのPV向上作戦の指標となります。アクセス数向上のために絶対必要なデータといっても差し支えありません。まずはアクセス解析サービスを導入してみましょう。

 さて、これまでの連載でご紹介したSeesaaブログを使っている方は、アクセス解析機能が標準で用意されているので、これを使ってみましょう。アクセス解析機能はサーバーに負荷がかかるため、有料の利用者にだけ提供しているというブログサービスも多いのですが、Seesaaでは無料で利用できます。

 Seesaaのアクセス解析機能は、ブログ管理者メニューから利用できます。記事投稿時と同様「マイブログ」ページにアクセスして、メニューの「アクセス解析」をクリックしてください。

 記事タイトルにカレンダー、そして数字、棒グラフなどが表示されたと思います。これがアクセス解析の具体的な集計値です。

お馴染みSeesaaブログの管理者画面「マイブログ」。ページ中央下方にあるアクセス解析をクリック アクセス解析の結果。ちなみにこれは月間のページ別アクセス数の結果です

 具体的な数値の意味を見ていきましょう。表示されたばかりのページではまず、閲覧当日のアクセスログが集計されています。表になっている部分は、閲覧回数が多い順にページタイトルを並べており、サイト全体における閲覧比率、そして訪問者数、PVがまとめられています。

 普通ならばTOPページが上位になりますが、それを越えるような記事があれば、特に読まれた記事と判断していいでしょう。仮に新発売になったばかりのゲームの感想を書いて人気が高ければ、次回作以降も継続的に取り組んでみる価値があると思います。

 ちなみに集計対象期間は、ページ左ペインにあるカレンダーの部分をいろいろクリックすることで変えられます。日の部分をクリックすれば当該日の、月の部分をクリックすれば当該月のデータをまとめて参照できます。年月部分左右にある矢印をクリックすれば、前月のデータも閲覧できるでしょう。上手く活用すれば「週末になると訪問者数は増えるのか?」「1週間のうち、1番PVの多い曜日は?」といったことを分析可能です。

時間帯別にアクセス数を表示させてみました。夕方17時台がもっとも多いようです。仕事が一段落した人が職場から、あるいは学校から帰ってきた学生さんなどが見やすい時間帯なのかもしれません

 今度は、時間帯別にアクセス結果を表示してみましょう。やはりページ左ペインにある、「時間毎のアクセス」をクリックしてください。1時間毎の訪問者数・PVを表示させることができます。このデータを元に、訪問ユーザーの多い時間帯前に新着記事を追加しておけば「このページは更新頻度の高いページだ」という印象を与えられる可能性がでてきます。これは「常連さん育成」への第一歩になるかもしれませんね。なお、この時間帯別データも日別・月別にデータを表示できます。



リンク元はどんなところ?

 続いてはアクセス解析のキモとも言える機能です。「どのようにページを訪れたか」を調べましょう。これは「リンク元情報」「リファラ」などと呼ばれ、Seesaaブログでは、大きく分けて3つの観点から集計しています。

 ではリファラについて順に見ていきましょう。いずれもアクセス解析ページ左部分にあるリンクを選択することで表示させられます。ではまず1つめの「リファラ(リンク元)」をクリックしてください。

 続いて表示された画面には、「どのページからリンクされているか」が一目でわかるよう集計されています。ブックマークを選んで来た人か、はたまた検索エンジン経由で訪れた方か、もしくは同じようなテーマを取り扱うブログからのリンクか……。非常に多くの情報が詰まっています。

 また、別のブログからリンクされている時には、リンク元に自分のブログの感想が書かれている場合もあります。これは、大変貴重なブログ読者の生の声。リンク元のページにはワンクリックで飛ぶ事ができますから、ありがたく参照しましょう。

 次のリファラ情報は「検索エンジン」です。こちらもその名の通り、どの検索エンジンを使ってブログに訪れたかを調べるためのメニューです。どの検索エンジンが、自分のブログを調査対象にしてくれているかを示します。主要な検索エンジン名がズラッと並ぶのが理想でもありますが、個人の力だけではなんともならない分でもありますので、とりあえずは参考程度に見ておきましょう。

 そして最後に「検索ワード」です。これはリンク元URL一覧のうち、検索エンジン経由のものについて特に抜き出し、わかりやすくキーワード形式にしたもの。キーワードはつまり、訪問者が具体的に求めている情報そのものですから、大変参考となる項目です。

 新しい情報が求められているのか、特定ジャンルの情報のニーズがあるのか、といった傾向の分析をする資料となります。自分のブログに何が求められているのかがわかれば、それを踏まえて記事を書くことで、不特定多数のユーザーを満足させる可能性が高くなり、これもまた、定期的な訪問ユーザーを招く第一歩となるでしょう。

検索エンジンでどんなキーワードを使ってブログへたどり着いてくれたかを示す「検索ワード」 筆者のホームページに訪れた人の検索語を忍者TOOLSで分析した結果。アイドルの話題が多いので、自然とアイドル自身の名前が並ぶ。つまり本文にアイドルの名前をきちんと書けば、その分アクセスが増えると考えられます

 いかがでしょうか。アクセス解析データは、見るだけでもいろいろと楽しめると思います。ブログのメインテーマと異なるジャンルの検索キーワードが多ければ、テーマとしたいジャンルに人気がないと考えることもできます。

 ただし、集計期間や対象となるアクセス数の絶対値が少ないうちは、そこから傾向を分析しても、統計的な意味はあまりない可能性が高いでしょう。アクセス傾向の分析は数カ月以上の長い目で見て、必要以上に集計結果に左右されない事も重要です。なにより、この結果をもとに、自分がやりたくもないことをやるようになっては意味がありません。

 なお、このアクセス解析サービスですが、Seesaaブログでは標準サービスとして提供されていますが、自分で一般的なホームページを開設しているユーザーももちろん利用できます。レンタルサーバーを利用している場合は、レンタルサーバーサービス側で標準で提供されていることが多いようですが、現在は無料サービスも多数あります。

 無料のアクセス解析サービスは、基本的にアクセス解析したいページに特定の文字列をコピーするだけで、極端にページレイアウトを変えることなく利用できます。アフィリエイトを抜きにしても非常に面白いサービスですので試してみてください。代表的なものに忍者TOOLS、インフォシーク アクセス解析などがあります。

忍者TOOLS
http://www.shinobi.jp/
インフォシーク アクセス解析
http://analyze.www.infoseek.co.jp/



検索エンジンへの登録

 リンク元の把握が重要であることは前述しました。ではアクセス解析結果で検索エンジンからのリンクはどの程度ありましたか?

 2004年の現在でも、ある特定のホームページにたどり着くには、そのサイトのURLをWebブラウザから直接入力するか、もしくは検索エンジン経由で来てもらうしかありません。

 とはいってもURLを人伝てで教えていくのには限度がありますし、なによりまったく見ず知らずの他人に説明しても意味がありません。つまり検索エンジンの検索対象になっていることが非常に重要になってくるわけです。より多くの検索エンジンへ登録してもらうこと(Googleなどの検索エンジンへ登録されることがPV向上への近道)。

 従来は、大手ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のディレクトリに登録される事がPV向上の大前提となっていましたが、現時点で、個人サイトが登録される可能性はかなり低く、よほどの人気サイトでなければ、無料で登録してもらう事は不可能であると思われます。ここでは使い勝手も人気も高い「Google」への登録にトライしてみましょう。

 Googleへの登録は簡単で、無料で行なえます。登録完了したかどうかの結果は通知されないので本当の意味では効果が未知数なものの、筆者の経験則的には確実に効果があります。さっそくですが登録用のページを開いてみます。

Googleではここから、検索対象に加えてもらいたいURLを自己申告できます

 方法は基本的にこのページにあるフォームに、URLと適当なコメントを入力するだけ。Googleはインターネット上にある、ありとあらゆるWebサイトを、リンクを経由しながら自動的に収集します。その収集対象となるページの一覧に、自分のサイトを加えてもらう作業を、今行ないました。あとはひたすら検索対象になる事を願いつつ待つだけです。

 アクセス解析サービスを利用していれば、リンク元URL一覧に検索エンジンが目につくようになるので、無事登録が済んだ事がわかります。逆に、利用していなければ、登録可否そのものもわかりません。この点からもアクセス解析の重要さがわかってもらえると思います。

 Googleの検索エンジンは様々なポータルサイトやISP公式サイトで使われていることもあり、登録による効果は実に顕著なものです。サイト構成や運営方針にもよりますが「より多くの人に見てもらいたい」と思っている方は登録を試して損はありません。



ブログならでは! トラックバック

 さてもう1つ、ブログユーザーだけが恩恵を受けられるPV向上策としてトラックバック機能があります。簡単に言うと「相手サイトに、自分サイトへのリンクをはれる機能」のことです。

 トラックバックとは本来、「このブログ記事に触発されて、自分のサイトでも感想を書いてみましたので読んでください」というメッセージを、機械的に通知する機能です。PV向上とは切り離されるべき話題かもしれませんが、より多くの人に自分の意見を見てもらいたいという意味では利用しない手はありません。ただし、あまりにも関係ない話題へトラックバックをすると効果がないばかりか、迷惑と受け取られる事もありますから、節度を持って使いましょう。

 このトラックバックを試すのにうってつけのサイトがあります。前回紹介した書籍通販サイト「bk1」の姉妹サイト「bk1.jp」です。bk1とほぼ同じ商品販売機能を持ちながら、トラックバックにも対応しています。ではSeesaaブログを例に、bk1の商品詳細ページへトラックバックを行なってみます。

 まずはbk1.jpを開き、そこから話題にしたい本の詳細ページへ移動します。そしてページを下の方へスクロールさせていくと、「この商品へのトラックバックはこちらに」と書かれ、その右にURLが表示されています。これがトラックバック用URLです。このURLをSeesaaブログの記事投稿ページで使いますので、コピーしておきましょう。

bk1.jp
http://www.bk1.jp/
ショッピングサイトながらトラックバックに対応しています
商品紹介ページにはトラックバック用URLがありますのでこれをコピーします

 次にSeesaaブログ管理画面を開き、いつも通り記事の投稿を行ないます。ただ「保存する」ボタンを押すのは少々待ってください。ページを下の方にスクロールさせると、「トラックバックURL」というフォームがありますので、先ほどのURLをここにペーストしてから登録ボタンを押してください。

 1時間ほどたったら、こんどはbk1.jpのページを見てみましょう。先ほどの商品詳細ページに自分のサイトへのリンクがはられています。これがトラックバックです。今後、商品詳細ページを見た人の中に、もしかしたら自分のブログを見てくれる人がいるかもしれません。その上でさらに、自分のブログ自体を気に入ってくれるといいのですが。

ここにトラックバック用URLを入力。それから記事作成を完了させてください トラックバックができました! こちらが実際のページ



最後に〜サービス一覧表

 PV向上にはさまざまな手段があり、限られた誌面ではとても紹介しきれないほどです。今回紹介した内容をもとに、ぜひ自分自身にあった方法を見つけてほしいと思います。

 最後に、アフィリエイト事業者のサービス一覧表をまとめました。どのアフィリエイトを選ぶかも、サイト運営には非常に重要になってきますので、ぜひ参考にしてください。

 それではみなさん、お互いマイペースでアフィリエイトを楽しみましょう!

名称 基本仲介料率(%) 支払方法 最低支払額 支払期日 審査 補足
楽天アフィリエイト 1 ポイント 随時 月末締め翌々月10日 仲介料率は出店業者によって異なり10%超のケースもある
Amazon.co.jp アソシエイトプログラム 3 ギフト券・銀行振込 5000円(ギフト券)10000円(現金) 4半期末締め後30日以内 広告から特定の商品が直接購入された場合を始め、プレミアム料率の設定が多彩
bk1ブリーダープログラム 3 ポイント 随時 月末締め翌月10日 基本的に全商品とも料率は3%
A8.net 広告によって異なる 銀行振込5000円 月末締め翌々月15日 入会時審査はないが、広告主別に審査は行なっている
ビッダーズ アフィリエイトプログラム 1 ポイント 随時 販売60日後 プールされたポイントは現金化可能だが500円の手数料がいる。また最低交換額は3000円。
バリューコマース 広告によって異なる 銀行振込 5000円 月末締め翌々月15日 成功報酬型やクリック単価が設定された広告など、複数から携帯を選べる。また振込手数料はユーザー側が負担
LinkShare 広告によって異なる 銀行振込 広告によって異なる 月末締め翌々月末 複数の広告主が参加しており、その中から仲介料率などを元に利用する広告を選べる
電脳卸 広告によって異なる 銀行振込 3000円 月末締め翌々月15日 複数の広告主が参加しており、その中から仲介料率などを元に利用する広告を選べる
TRAFFIC GATE 広告によって異なる 銀行振込 5000円 月末締め翌々月15日 こちらも複数の広告主が参加するタイプのアフィリエイト。振込手数料はユーザー負担。
バナーブリッジ           現在サービス停止中。6月1日より新規サービスとしてリニューアルされる予定だ。
Google アドセンス 広告によって異なる 小切手 100米ドル 月末締め後30日以内 ページ内容に応じた広告が自動挿入される。正確にはアフィリエイトではないが、注目度が高い。
※仲介料率はあくまでも基本額です。実際の料率は商品、リンク方法などにより異なります。



(2004/10/07)

□amazlet
http://app.bloghackers.net/amazlet/
□Seesaaブログ
http://blog.seesaa.jp/
□Amazonアソシエイト
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/subst/associates/join/associates.html

森田 秀一
Broadband Watch記者を経て、現在フリーライター。光収容地域に住み、ADSLが引きたくても引けない暗黒時代をのりこえて光ファイバーを導入し、現在ブロードバンド環境を満喫中。好きな食べ物は餃子。
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