SNS「Cafesta」がサービス終了。ジークレストに事業譲渡
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株式会社MCJと同社100%子会社のカフェスタ株式会社は8日、カフェスタが運営するSNS事業について、株式会社ジークレストと事業譲渡契約を締結したと発表した。事業譲渡後、カフェスタは清算される。
カフェスタは、2008年4月1日にライコスジャパン株式会社から事業譲渡を受け、SNS「Cafesta」のサービスを運営していた。しかし、MCJグループの中核事業であるパソコン関連市場が停滞する中で、グループ内の事業シナジーを検討した結果、ジークレストとの間でカフェスタのSNS事業の譲渡契約を締結するに至ったという。
事業譲渡は6月1日を予定。これに先だって、5月8日にCafestaの全決済機能およびポイント交換機能を停止し、5月31日にサービスを終了する。その上で、6月2日以降に、ジークレストのゲームポータルサイト「@games(アットゲームズ)」にデータを移行できる専用ページを公開する。
@gamesに移行できるデータは、ログインIDやニックネーム、友達リストに加え、自己紹介文や日記など(アイコンや一部画像データを除く)。また、Cafestaで取得した仮想通貨「カフェスタキャッシュ」は、@games内で使用できるポイントに交換できる。一方、足跡やアルバム、掲示板、メッセージなどのデータは移行できない。
MCJでは事業譲渡後、2009年9月をめどにカフェスタの解散決議を行ない、12月をめどに清算を終える予定だ。
2009/5/8 17:50