無線LANの10倍速以上を目指す無線規格「WiGig」の業界団体が発足
IntelとMicrosoft、NEC、Panasonicなど15社は7日(米国時間)、60GHz帯を利用した無線通信技術の仕様を策定する業界団体「Wireless Gigabit Alliance」を設立した。
「Wireless Gigabit(WiGig) Alliance」では、60GHz帯を使って、室内にあるPCやデジタル家電、携帯端末などを無線接続して、高画質映像やファイル転送を実現するための仕様策定を進める。通信速度は、現行の無線LAN規格の10倍以上を目指すという。
参加企業は無線LANベンダーやPC、家電、携帯端末メーカーで、AtherosやBroadcom、Dell、LG Electronics、Marvel、Nokia、Samsung Electronicsなども参加している。Wireless Gigabit Allianceでは、WiGig仕様を2009年第4四半期をめどに参加企業向けに提供する予定だ。
2009/5/8 13:46