Woopie、動画の一括ダウンロード機能を搭載した新ブラウザ公開


Woopie Browser

 ACCESSPORT株式会社は15日、動画視聴に適したWebブラウザ「Woopie Browser」を公開した。同社Webサイトから無料でダウンロードできる。

 Woopie Browserは、登録した動画の一括ダウンロード機能やファイル形式の変換機能、再生機能などを搭載したWebブラウザ。HTMLレンダリングエンジンは、Internet Explorerの「Trident」を採用する。YouTubeやニコニコ動画、Veoh、Dailymotionなどの動画をダウンロードするボタンや、ページ内の動画を一括ダウンロードする機能を備える。

 動画ダウンロードでは、データを分割してダウンロードする独自マルチスレッドダウンロード機能により、ダウンロード時間を短縮する。また、ダウンロード途中でブラウザを閉じた場合、次回利用時に続きからダウンロードを開始するレジューム機能を搭載する。

 標準の動画ファイルはFLV形式だが、ファイル形式を変換することも可能。変換可能なファイル形式は、FLV/SWF/WMV/AVI/3GP/3G2/MOV/MP4/MP2/MPG/ASF/VOB/M4V/WMA/MP3/AC3/OGG/M4Aの18種類。詳細設定では、フレームレートやビットレートなどの設定も可能。

 このほか、閲覧履歴を保存しない「プライバシーモード」や、生年月日やパスワードなど個人情報入力フォームのデータをページごとに保存し、入力が必要な場合ワンクリックで入力できる機能、マウスジェスチャ機能などを搭載する。

 なお、インストール後はデフォルトで「標準のブラウザ」に設定されるほか、Internet Explorerの「お気に入り」がインポートされる。動作環境は、OSがWindows Vista/XP/2000/Me/98/98SE、CPUがPentium 266MHz以上、メモリが64MB以上。


動画ダウンロード機能とファイル形式の変換機能を搭載ブラウザ設定用ページファイルの変換形式はハード別に細かく設定可能

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(村田 奏子)
2009/5/15 18:15