オタクがテーマの「おたくま」、α版ユーザーの2割超が東京在住


ユーザー属性の都道府県別マップ

 シー・エス・ティー・エンターテインメント株式会社は18日、「オタク」をテーマに趣味趣向の合うユーザーをマッチングする「おたくま」で、α版ユーザーの属性情報を公開した。合わせて、β版サービスへの移行を開始した。

 「おたくま」は、自分自身の趣味趣向を登録して、相性度合いの高い他ユーザーをマッチングできるサービスで、4月27日にα版を開始していた。今回、4月27日から5月4日までにα版に会員登録した5000名のユーザーの属性情報を公開した。

 それによれば、ユーザー登録の多い都道府県は「東京都」が23.58%と最も多く、次いで「神奈川県」が10.65%、「大阪府」が8.18%と続いた。一方、登録が最も少なかったのは「鳥取県」の0.08%で、2位以降は「佐賀県」の0.13%、「高知県」の0.16%だった。また、アニメや漫画など「おたくま」で用意する11ジャンルのうち、9ジャンルで東京都が第1位だった。

 18日から開始したβ版では、コミュニティ機能「おたくま作戦本部」をテスト実装。同機能では、コミュニティ管理者を「隊長」、コミュニティテーマを「部隊」と呼称。参加人数が増えるごとに隊長の階級が変わる「階級システム」を採用しており、階級は隊長や伍長、特務曹長、元帥など全20種類を用意する。また、今後は複数人数でコミュニティを管理できる「副官/参謀任命システム」、コミュニティ同士を合併できる「部隊アライアンス(仮名)」も追加する予定という。

 合わせて、機能拡充も実施され、「歴史」や「音楽」ジャンルを新たに追加。また、トピックスの更新状況や参加するコミュニティをマイページ上に表示するようになった。


コミュニティ機能「おたくま作戦本部」参加人数に応じて管理者の階級が変わっていく

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(村松 健至)
2009/5/18 18:55