Wi2、京急リムジンバスで車内インターネットサービスを開始


接続イメージ

 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は、京浜急行バスが運行する空港リムジンバスとアクアラインバスの全182車両で、公衆無線LANサービス「Wi2 300」を6月1日に導入すると発表した。当初は無料で利用できる。

 「Wi2 300」は、Wi2が4月20日に開始した公衆無線LANサービスの総称。京浜急行バスの空港リムジンバスとアクアラインバスでは、回線にソフトバンクのHSDPA網を採用したモバイルルータを車内に設置。利用者は、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能を持つPCやスマートフォンなどを使って、インターネット接続ができる。

 サービス開始当初は、車内からアクセス可能な専用ページ上でメールアドレスを登録することで、無料試用が可能。有料サービスへの移行は8月1日を予定しており、料金は基本料金が月額105円、従量課金が1パケット0.0015円だが、上限は基本料込みで月額980円。

 月額料金内で、丸の内エリアにあるWi2の無線LANアクセスポイントに加え、ローミングサービスであるソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」、ライブドアの「livedoor Wireless」のアクセスポイントも利用できる。なお、Wi2で利用可能なアクセスポイント数は、ローミングエリアを含めて約6400カ所になる。


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(村松 健至)
2009/5/19 17:40