三洋、Eye-Fi連動機能を搭載した5周年記念モデル“水のXacti”
DMX-WH1E |
三洋電機は、ムービーカメラ「Xacti」シリーズの5周年記念モデルとして、“水”をテーマにした新製品「DMX-WH1E」を6月19日に1万台限定で発売する。オープンプライスで、店頭想定価格は5万5000円前後の見込み。
「DMX-WH1E」は、光学30倍ズーム対応で1/6型CMOSを搭載した110万画素のムービーカメラ。本体色は水をイメージしたブルーで、単色刷りのパッケージやページ数を60%削減したマニュアルなど、「エコ」を意識したモデルという。水深3mの防水に対応したほか、無線LAN機能を搭載したSD型メモリカード「Eye-Fi」との連動機能を搭載した。
防水機能では、「JIS C 0920 防水保護等級」でIPX8(水中での操作が可能なレベル)に対応し、水深3mで60分まで使用可能。海水浴やシュノーケリングなどの利用を想定し本体側面に動画撮影ボタン「Sub Recボタン」を備える。
「Eye-Fi」連動機能では、カメラ本体でアクセスポイントを設定できる機能を搭載。ただしユーザーアカウント設定や転送フォルダの設定機能などは初回利用の前にPC側で行う必要がある。
電池残量に応じて自動転送機能をオフにする機能では、電池残量(%)が0/10/30/50/AC電源接続時のみの5段階に設定できる。また、自動アップロード時は本体電源をオフにしない設定も可能で「予想外の電池消費を心配せず使える」としている。
自動アップロードに対応するファイルは、静止画の場合はJPEGのみ。動画の場合は、1ファイル2GB以下のMPG/MOV/FLV/WMV/AVI/MP4形式となる。
本体サイズは58.7×112.4×62.8mm(幅×奥行×高)で、重量は約354g(電池、SDメモリカード含む)。レンズは光学ズーム30倍で、焦点距離は2.5~75.2mm。感度はオートが50~200、マニュアルが50~1600で切り替え可能。デジタルズームは2Mモードの撮影時で最大約50倍、再生時は最大約25倍となる。
記録媒体はSDメモリカード/SDHCメモリカードに対応するほか、43MBの内蔵メモリを有する。ファイル形式は静止画でJPEG、動画でMPEG-4 AVC/H.264規格準拠(MP4)。音声は48kHzサンプリング、16bit、2ch、AAC圧縮。インターフェイスは、HDMI/コンポジットビデオやUSB2.0などに対応する。
「Eye-Fi」連動機能利用イメージ |
防水仕様 | 背面 | ほぼ手のひらに収まるサイズ |