リクルート、Webサイト版「就職ジャーナル」を本格展開


就職ジャーナル

 リクルートは1日、2011年3月卒業予定の学生を対象にしたWebサイト「就職ジャーナル」を開設した。利用は無料。

 「就職ジャーナル」は、リクルートが1968年に創刊し、2009年2月発売号で休刊した月刊就職情報誌「就職ジャーナル」を、Webに移行して本格展開するもの。リクルートでは、学生がなりたい社会人像を具体的に描き、それを実現できる考えや力を磨くためのWebサイトとして運営する考えだ。

 Webサイトでは、社会人へのインタビュー、就職志望企業ランキングなどの学生へのアンケート結果、業界動向やニュースなどの記事を掲載。また、女性や理系学生向けの記事コンテンツも用意する。コンテンツは平日更新で順次追加される。

 各記事の最後には、記事に対する質問を用意した「10分トレーニング」コーナーが設けられる。例えば、就職志望企業ランキングでは「興味を持った企業はありましたか」や「その企業がどんな事業をしているか、知っていますか」といった質問があり、これらに1日10分取り組むトレーニングを続けることで、リクルートでは「なりたい自分の姿を発見でき、さらに社会人と自信を持って会話できる基礎力が磨くことができる」としている。

 合わせてリクルートでは、2011年3月卒業予定の学生を対象にした就職活動の準備サイト「リクナビ2011」を開設した。


10分トレーニングリクナビ2011

関連情報



(村松 健至)
2009/6/1 15:44