パナソニック、アクトビラ ビデオ・フル対応の「VIERA」新モデル


「VIERA」Rシリーズ

 パナソニックは、デジタルテレビ「VIERA」の新製品として、動画配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」に対応したRシリーズ7製品を7月1日から順次発売する。いずれも価格はオープンプライス。

 Rシリーズでは、プラズマテレビが50V/46V/42V型の3製品、液晶テレビが37V/32V/20V/17V型の4製品をラインナップ。店頭予想価格は、プラズマテレビでは50V型の「TH-P50R1」が39万円前後、46V型の「TH-P46R1」が33万円前後、42V型の「TH-P42R1」が28万円前後。

 液晶テレビでは37V型の「TH-L37R1」が23万円前後、32V型の「TH-L32R1」が17万円前後、20V型の「TH-L20R1」が13万円前後、17V型の「TH-L17R1」が12万円前後の見込み。

 いずれもテレビ番組を録画可能なHDDを搭載し、HDD容量はプラズマテレビ3製品が500GB、液晶テレビ4製品が250GB。また、録画番組をSDカードに書き出して携帯電話などで視聴できる「ワンセグ持ち出し」、好みのジャンルや時間帯を指定して自動録画する「お好み録画」、デジタルダブルチューナー搭載で裏番組を録画できる機能も用意する。なお、録画番組をHDDレコーダ「DIGA」に転送してBD/DVDに保存できる機能も備えるが、対応レコーダの詳細は追って案内する。

 ネットワーク面では、アクトビラの動画配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」にの利用が可能。テキストと画像でニュースや天気、映画情報などを閲覧できる「アクトビラ ベーシック」にも対応する。加えて、インターネット接続したVIERA経由で、DIGAやLUMIXなどのパナソニック製品の使い方を調べられる「ネットで使い方ガイド」も利用できる。

 このほか、HDMI接続した機器の電源を利用状況に応じて自動でオフにする「こまめにオフ」などの省エネ機能を用意。また、SDカードスロットを備え、ハイビジョンビデオカメラやデジタルカメラでSD/SDHCカードに撮影したHD映像や写真を再生できる機能も備えた。写真再生時にはVIERA本体に内蔵するBGM3曲を使って、BGM付きのスライドショーも楽しめる。

 主な入出力端子は、HDMIやD4端子、ビデオ入力、PC入力(ミニD-sub 15ピン)、光デジタル音声出力など。本体サイズと重量は製品ごとに異なり、画面サイズがもっとも大きい50V型の「TH-P50R1」は121.8×40.1×81.3cm(幅×奥行×高)で約36kg、もっとも小さい17V型の「TH-L17R1」は46.1×16.3×35.0cmで約6.5kgになる(いずれもスタンド含む)。


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(村松 健至)
2009/6/2 17:36