JR東日本やJR東海、名鉄など、IC乗車券の相互利用サービスを検討


 JR東日本、JR東海、名古屋市交通局、名古屋鉄道(名鉄)は11日、各社が提供または提供を予定するIC乗車券による相互利用サービスについて、2012年度の実現に向けた検討を開始したと発表した。

 相互利用サービスの対象になるIC乗車券は、JR東日本の「Suica」とJR東海の「TOICA」に加え、名古屋市交通局および名鉄などが2010年度第4四半期に提供予定のIC乗車券。なお、SuicaおよびTOICAについては、2008年3月より相互利用を開始している。

 4社では、名古屋圏の鉄道やバス利用者に加え、名古屋圏と首都圏間の旅行者の利便性向上を目指して、相互利用の実現に向けた諸課題の整理を進める考えだ。


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(村松 健至)
2009/6/11 16:40