ブロードネットマックス、下り最大320Mbpsの事業者用CATVモデム


BCW610J

 ブロードネットマックスは、下り最大320Mbpsの通信が可能なケーブルモデム「BCW610J」を、ケーブルテレビ事業者向けに2009年夏より発売する。価格は未定。

 BCW610Jは、ケーブルモデム規格「DOCSIS 3.0」で規定する、複数チャネルを束ねて通信を高速化する「チャンネルボンディング」技術を利用した製品。光ファイバと同軸ケーブルを組み合わせた「光ハイブリッド・ネットワーク(HFC)」上で、下り最大320Mbps、上り最大120Mbpsの通信が可能で、チャネルボンディング数は下りが最大8チャネル、上りが最大4チャネルになる。

 有線LANインターフェイスは、最大1Gbpsの通信が可能な10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tを搭載。本体サイズは34.5×132.0×152.2mm(幅×奥行×高)、重量は約325g。製品は縦置きや横置き、壁掛け設置に対応する。

 なお、ブロードネットマックスでは、6月18日と19日に東京ビックサイトで開催する「ケーブルテレビショー2009」の自社ブースで、本製品のデモンストレーションを実施するという。


関連情報



(村松 健至)
2009/6/15 18:44