プリンストン、最大4台のUSB機器をLAN共有できるUSBハブ新製品


PNC-UTNシリーズ(左:PNC-UTN、右:PNC-4UTN)

 プリンストンテクノロジーは、接続先のUSB機器をLANネットワークで共有できるUSBハブ「PNC-UTNシリーズ」を7月上旬に発売する。オープンプライスで、店頭想定価格は、USBポートが1基の「PNC-UTN」が4980円前後、USBポートが4基の「PNC-4UTN」が6980円前後の見込み。

 「PNC-UTNシリーズ」は、USBポートにHDDやプリンタなどのUSBデバイスを接続することで、LANネットワーク経由で接続先のUSB機器を共有できる製品。USBバスパワーに対応し、ネットブックとデスクトップPCでHDDを共有するなどの利用を想定する。なお、1台のUSB機器にアクセスできるのは1ユーザーのみで、すでに機器が使用されていた場合は使用中のユーザーに接続解除のリクエストを送信できる。

 接続可能なUSBデバイス数は最大4台で、USBポートを1基搭載する「PTN-UTN」では最大4台までUSBハブで拡張が可能。USBポート4基搭載の「PNC-4UTM」では、USB機器は拡張できない。

 対応OSはWindows Vista SP1以降/XP SP3以降で、64bit版には対応しない。有線インターフェイスは、「PTN-UTNシリーズ」共通で10BASE-T/100BASE-TX対応ポート×1を搭載するほか、「PTN-UTN」がUSB 2.0/1.1対応ポート×1、「PNC-4UTN」がUSB 2.0/1.1対応ポート×4を搭載する。

 本体サイズと重量は、「PTN-UTN」が44×42×21mm(幅×奥行×高)で27g、「PNC-4UTN」が94×60×21mmで63g。パッケージでは、1.5m長のLANケーブルや設定ガイド、ユーティリティCD-ROM、固定用マジックテープなどを同梱する。

利用のフローチャート

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(村田 奏子)
2009/6/19 13:28