IIJ、データ通信のレンタル端末に下り最大7.2Mbpsの「D22HW」


D22HW

 インターネットイニシアティブは、個人向けのモバイルデータ通信サービス「IIJmio 高速モバイル/EMサービス」にて、HSUPA対応のデータ通信端末「D22HW」の提供を7月1日に開始する。

 「IIJmio 高速モバイル/EMサービス」は、イー・モバイル回線を利用したMVNO方式の通信サービス。端末はレンタル提供で、従来はUSB型の「D02HW」とPCカード型の「D02NE」の2種類を選択できた。

 今回、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)に対応したUSB型の「D22HW」を提供端末に追加。HSUPAは、理論値で上り最大5.7Mbpsの通信速度に対応した規格だが、「D22HW」では上り最大1.4Mbpsまでとなる。また、D22HWの下り速度は最大7.2Mbps。

 「D22HW」の新規利用では、3150円の初期費用に変更はないが、端末レンタル料金は従来の735円より315円高い1050円となる。2年契約時の月額料金は端末レンタル料を含め5670円で、1年契約の場合は6615円。開始にともない実施する割引キャンペーンでは、7月1日から8月31日までの期間に申し込みをしたユーザーを対象に、初期費用無料のほか、2年契約で月額4190円、1年契約で月額5190円で提供する。

 また、インターネットイニシアティブのグループ会社ハイホーでは、モバイルデータ通信サービス「hi-hoモバイルコース-EM7.2」にて、25日より新コースとして「D22HW」を提供。プランは2年契約のみで、料金は初期費用が3150円、月額利用料が5670円。6月25日から8月31日の期間で実施する割引キャンペーンでは、初期費用無料で月額4190円の提供となる。


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(村田 奏子)
2009/6/22 18:56