楽天トラベル、宿泊施設のランキング情報をAPIで公開


 楽天トラベル株式会社は25日、旅行サイト「楽天トラベル」の「ホテル・旅行ランキングAPI」を一般公開した。APIの利用は無料。

 楽天トラベルでは、外部開発者が楽天市場や楽天トラベルなどの商品データをAPIを通じて取得できる「楽天ウェブサービス」の一環として、2007年2月に宿泊施設情報や空室検索、地区コードなどのデータを公開。これらAPIを経由した予約流通総額は、2009年5月で前年同月比97.0%増加したという。

 今回公開した「ホテル・旅行ランキングAPI」では、楽天トラベルに登録する約2万3000軒の宿泊施設のランキング状況をリアルタイムで取得できる。楽天トラベルでは、個人や外部企業の開発者が、これらAPIを利用して独自の旅行サイトを構築可能だとしている。また、NECビッグローブの「BIGLOBEトラベル」が同APIの利用を予定する。

 なお、楽天ウェブサービスの利用には、楽天会員IDに対して発行される「デベロッパーID」が必要。また、楽天アフィリエイトを利用する際には「アフィリエイトID(β版)」を取得する必要がある。


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(村松 健至)
2009/6/25 16:33