エレコム、300万画素モデルも用意したUVC対応のWebカメラ


 エレコムは、USBビデオクラス(UVC)に対応し、ドライバをインストールすることなく利用できるWebカメラ3シリーズを7月下旬より発売する。

 価格は、ノートPCでの利用に適した筐体デザインを採用した300万画素モデル「UCAM-DLX300Bシリーズ」が9135円、130万画素モデル「UCAM-DLP130Tシリーズ」が4200円。マルチスタンド機構でディスプレイに挟んだり、水平設置が可能な「UCAM-DLV300Tシリーズ」が9870円。

 いずれも本体部にマイクを内蔵。また、UCAM-DLP130TとUCAM-DLV300Tでは、Windows OSで利用できる片耳タイプのイヤホンマイクも付属する。接続インターフェイスはUSB 2.0。対応OSは、Windows Vista/XP SP2以降およびMac OS X 10.5~10.5.6/10.4.9~10.4.11で、ファームウェアが「Ver.2.70」以降のプレイステーション 3でも利用できる。


UCAM-DLX300BシリーズUCAM-DLP130TシリーズUCAM-DLV300Tシリーズ

 ノートPC向けに適した筐体デザインを採用するUCAM-DLX300Bは、300万画素の1/4インチCMOSセンサーを搭載。最大解像度は2048×1536ピクセルで、同解像度時のフレームレートは最大15fps。同じく、ノートPC用途のUCAM-DLP130Tは、130万画素の1/4インチCMOSセンサーを搭載する。最大解像度は1280×1024ピクセルで、同解像度時のフレームレートは最大15fps。どちらもレンズへのホコリやゴミの付着を防止するスライド式のレンズカバーも備えた。

 本体サイズは、UCAM-DLX300Bが58.3×18.8×20.3mm(幅×奥行×高)で、本体色はブラック/シルバー/ホワイト。UCAM-DLP130Tが72.0×25.0×38.8mmで、本体色はシルバー/ブラック/ピンク。USBケーブル長は0.8mで、本体からの着脱にも対応する。

 マルチスタンド機構を持つUCAM-DLV300Tは、300万画素の1/4インチCMOSセンサーを搭載。最大解像度は2048×1536ピクセルで、同解像度時のフレームレートは最大10fps。本体はカメラの方向や角度を調整できるボールジョイントも備えるほか、Windows XPでは静止画撮影時に利用可能なスチルシャッター機能も用意した。本体サイズは69.5×48.0×52.0mm。本体色はブラック/レッド/ホワイトの3色。USBケーブル長は1.5mで、本体からの着脱には対応しない。


UCAM-DLX300BおよびUCAM-DLP130Tシリーズはスライド式レンズカバーを装備。ディスプレイへの設置はクリップ式になるUCAM-DLV300Tシリーズはマルチスタンドに加え、カメラの方向などを調整できるボールジョイント機構を備える

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(村松 健至)
2009/6/30 12:35