公衆無線LAN「Wi2 300」、中華街など横浜エリアでの提供開始


 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は1日、公衆無線LANサービス「Wi2 300」のサービスエリアに、横浜エリアを追加した。

 Wi2では、2008年7月から10月にかけて、無線ブロードバンドの利用シーンや無線LANを活かしたビジネスモデル検証などを目的に横浜ベイエリアでの実証実験を実施。今回、実証実験で得られたノウハウや設備を活かして、商用サービスとしての提供を開始した。

 Wi2 300のアクセスポイントは、横浜スタジアムや元町ショッピングストリート、中華街、赤レンガ倉庫など屋外を含む約100カ所に設置。無線LAN規格は、IEEE 802.11b/gに準拠する。Wi2では今後、横浜エリアに適したコンテンツやサービスの展開も予定するという。

 Wi2 300の基本料金は月額105円。従量課金が1パケット0.0015円で、上限は基本料込みで月額980円。サービスエリアは横浜エリアのほか、東京・丸の内エリアやリムジンバスの自社エリアに加え、ローミング提携する「BBモバイルポイント」や「livedoor Wireless」のアクセスポイントも月額料金内で利用できる。


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(村松 健至)
2009/7/1 12:45