アライドテレシス、コレガとの合併を完了


 アライドテレシスは1日、アライドテレシスホールディングスの100%子会社であるコレガと合併したと発表した。存続会社はアライドテレシスで、同社内に「コレガ事業部」を設立した。

 アライドテレシスとコレガの合併は、両社の親会社であるアライドテレシスホールディングスが2008年5月30日に発表していたもの。当初、2009年1月1日の合併を予定していたが、2008年11月10日付けで合併期日を2009年7月1日に変更すると発表していた。

 アライドテレシスでは今回の合併について、中小企業市場向けにコレガブランドを強化することが目的と説明。また、合併によってアライドテレシス自身は、本社および全国の支社で中小企業市場に特化した販売代理店網の構築が可能になり、コレガ事業部ではアライドテレシス製品と組み合わせた中小企業向けソリューションの準備を進めるとしている。

 コレガ事業部では、これまで手がけてきた家電/カメラ量販店などにおける店頭販売向け製品も引き続き強化する方針。その上で、市場シェアの拡大を目指す考えだ。


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(村松 健至)
2009/7/2 12:18