NTTコムウェア、ネット経由でDLNA機器に接続する実験に成功


サービスイメージ図

 NTTコムウェアは2日、センター側からインターネット経由で、家庭内にあるDLNA対応のデジタル家電に接続して、コンテンツ配信などを可能にする接続技術の実験に成功したと発表した。

 今回の実験では、宅内機器を遠隔管理するプロトコル「CWMP TR-069」のプロトコルスタック技術に加え、Javaベースのモジュール化を実現するためのフレームワーク規格「OSGi」上で動作する「CWMP TR-069」とDLNA/UPnPの変換技術を研究開発した。NTTコムウェアでは、これら技術を適用することで、DLNA対応のデジタル家電に対して、インターネット経由でセンター設備側からの接続が実現できるとしている。

 NTTコムウェアでは、主な利用シーンとして、テレビ番組を視聴中のDLNA対応テレビに対しても、自治体などからの防災・危険情報の配信、コールセンターから利用者宅のテレビへ説明書画像などを送信しながらのサポート用途などを想定する。なお、実用化時期については、現時点で未定という。


関連情報


(村松 健至)
2009/7/2 17:35