コレガ、DLNA対応でHDD接続が可能な11n/a/b/g対応無線LANルータ


CG-WLR300NNH

 コレガは、IEEE 802.11n ドラフト2.0およびIEEE 802.11a/b/gに準拠し、本体にUSBポートを搭載した無線LANルータ「CG-WLR300NNHシリーズ」を7月下旬に発売する。価格は、本体単体が1万5225円、USB接続型アダプタとのセットモデルが2万790円。

 「CG-WLR300NNH」は、アンテナ構成が送信2×受信2で、最大通信速度は理論値で300Mbps。5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用が可能で、5GHzのIEEE 802.11n/a接続時のスループットは約138.1Mbps、2.4GHzのIEEE 802.11n/g利用時のスループットは約130.2Mbps。ギガビット対応の有線LAN利用時のスループットは約400.1Mbpsとしている。

 DLNAに対応し、同一ネットワーク内に接続された映像や音楽データなどを、デジタル家電などで再生できる。iTunesサーバーとして利用できるほか、USB接続型のHDDなどを接続し、ファイルサーバーとしての利用も可能。

 セキュリティ面では、、64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)、ステルスAP、MACアドレスフィルタリングなどを搭載し、無線LAN設定機能「WPS」に対応。2つのSSIDを利用できるマルチAPでは、SSIDごとに異なるセキュリティ設定が可能。

 機能面では、接続先機器の稼動状況によってポートへの出力を制限する省エネ機能を搭載。全ポート使用時と比較し、最大38.3%の節電を図った。このほか、任意の時間を指定して無線の電波を停止できる機能や、スケジュールごとにインターネットへの接続を制限する機能、空きチャネルの自動検索機能などを搭載する。

 また、2セッションまでのPPPoEマルチセッション、UPnP、IPv6ブリッジ機能、VPNパススルー機能や、アクトビラやひかりTVなどの映像配信サービスも利用できる。

 有線インターフェイスは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×4。本体前面に搭載したUSBポートはUSB 2.0/1.1に対応する。本体サイズは160×153×28mm(幅×奥行×高)、重量は310g。

 セットモデルのUSB接続型アダプタ「CG-WLUSB300AGN」は、IEEE 802.11n ドラフト2.0とIEEE 802.11a/b/gに対応。本体サイズは29×14×78mm(幅×奥行×高)、重量は19g。セキュリティ機能は64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)を搭載する。

前面にはUSB 2.0/1.1対応ポートを搭載背面CG-WLR300NNH-U

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(村田 奏子)
2009/7/7 13:36