公衆無線LAN「Wi2」、京成バスの高速バスで商用サービス開始


 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は、京成バスが運行する高速バスおよび夜行高速バスの合計148台で、公衆無線LANサービス「Wi2 300」の提供を8月1日に開始する。8月31日までは無料で、9月1日以降は有料サービスに移行する。

 Wi2と京成バスでは、「新浦安・東京ディズニーリゾート~東京駅・秋葉原駅線」と「千葉北IC周辺~東京駅・潮見駅線」の2路線で、6月23日からトライアルサービスを開始。今回、トライアルの結果が好評だったことから、京成バスが運行する空港発着などの高速バス、東京から大阪・神戸や京都などを結ぶ夜行高速バスの合計148台に対象を拡大して、本格展開する。バス車内に設置されるモバイルルータは、IEEE 802.11b/gに準拠する。

 8月31日までは、バス車内からアクセスできる専用ページから、メールアドレスを登録することで無料で利用が可能。9月1日以降は有料化し、「Wi2 300」の加入ユーザーが利用できる。「Wi2 300」の基本料金は月額105円、従量課金は1パケット0.0015円だが、上限は基本料込みで月額980円。

 なお、夜行高速バスは、乗車当日の最後に停車した停留所から翌日最初の停留所までの区間は就寝時間となる。このため、就寝時間中に「Wi2 300」の利用はできない。


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(村松 健至)
2009/7/30 17:24