「quanp.net」がファイル送信機能を強化、無料で100MBまで対応
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リコーは30日、オンラインストレージサービス「quanp(クオンプ)」をWebブラウザで利用できる「quanp.net」のファイル送信機能を強化した。一度に送信できるファイル容量や、ファイル数・宛先数が増加した。
「quanp」の利用料金は、保存容量1GBの「Trial」が無料、10GBの「Standard」が月額300円、100GBの「Quantum」が月額980円。「quanp.net」の対応ブラウザは、Internet Explorer 6.0 SP2以降、Firefox 2.0以降、Safari 3.0以降。
「quanp.net」では、2008年11月に開始した正式版から、quanp IDを持っていない相手にもファイルを送信できる機能を提供している。今回、これまで50MBだった最大送信容量が、Trialコースで100MB、Standardコースで500MB、Quantumコースで1GBに増加した。
また、Standard/Quantumコースでは、1度に送信できるファイル数が30個、宛先数が20件に増えた。なお、Trialコースは、ファイル数10個、宛先数10件で変更はないほか、1ファイルあたりのダウンロード回数(5回)やダウンロード期限(7日間)、1日に送信できる宛先数(50件)も変更はない。
ファイルを送るには、ファイルの一覧ページで任意のファイルを選択し、「送信」ボタンをクリック。相手のメールアドレスを入力して送信する。受信者は、メールに記載されたURLからダウンロードページにアクセスする。なお、今回の機能強化で、ファイル選択時にページを移動して、別のファイルを選んだ場合でも、前のページで選んだ内容が保持されるようになった。
リコーは、「quanp.netのファイル送信機能は、quanp IDを持っていない相手にもファイルを送信できることから、quanpを知らない人には、ファイル送信機能を通じてサービスを知ってもらいたい。サービス自体でPRし、バイラルに広がっていければと考えた」と説明。ファイル送信機能のPRページも新たに開設し、機能の説明や利用方法を詳しく紹介している。
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