毎日jpが過去ニュース強化、1950～1970年代の記事と写真を掲載

　毎日新聞社は、ニューサイト「毎日jp」において、1950年代・1960年代・1970年代の出来事を伝えるコーナー「ニュースボックス」を開設した。

　1950～1970年代は、現在の中高年世代が青春時代を過ごした時代にあたるという。「ニュースボックス」はその世代を対象としたコーナーで、懐かしいニュースでその時代を振り返る。当時の紙面と同社所蔵の写真をピックアップし、各年代1本ずつ、1日に計3本を掲載していく。

　30日付の「ニュースボックス」のコンテンツとしては、1953（昭和28）年7月30日付の「力道山が日本初のプロレス団体を結成」といった記事などを掲載した。同記事では、東京・人形町に開いたレスリング道場で、訪れたファンを前に、腹筋運動を指導する力道山の写真を掲載している。また、31日付のコンテンツとしては、「ついてるぞ　冷房国電だ」との見出しが付いた1970（昭和45）年7月31日付記事「山手線に『冷房車』お目見え」の当時の紙面などを閲覧できる。

毎日jp「ニュースボックス」のトップページ	1953（昭和28）年7月30日付記事「力道山が日本初のプロレス団体を結成」

　「ニュースボックス」のコンテンツは、ディー・エヌ・エーとクラブツーリズムが運営する中高年向けSNS「趣味人倶楽部」内のニュースコーナーにも提供する。

　すでに「毎日jp」では、過去のニュースを活用したコーナーとして、「昭和毎日」「つむ ぐ、つたえる、ふりかえる」を開設しており、「ニュースボックス」は第3弾となる。今後も、過去のニュースコンテンツをさらに充実させていく予定だという。