コヴィア、外部バッテリーでの給電が可能なモバイル無線LANルータ


CoviaモバイルルーターCMR-310

 コベンティブの子会社コヴィア・ネットワークスは、3.5Gデータ通信端末に対応し、外部バッテリーから給電できる小型無線LANルータ「CoviaモバイルルーターCMR-310」を9月上旬に発売する。店頭想定価格は1万4980円前後。

 「CoviaモバイルルーターCMR-310」は、2008年12月に発売した「CMR-350」の新モデルとして発売。「CMR-350」と基本機能は同等だが、対応するデータ通信端末を拡充したほか、従来のコンセント直結型の給電方式に加え、専用のUSBケーブルと接続することで、eneloop mobile booster KBC-L2Sなどの外部バッテリーから給電することが可能となった。

 「CMR-310」は、イー・モバイルなどの3.5Gデータ通信端末とUSB接続することで、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LANルータまたは無線LANアクセスポイントとして使用できる。また、無線LAN機能を搭載しないPCなどと有線LANで接続することで、無線LANクライアントとしても利用でき、Webカメラサーバーなどのサーバー機能を搭載。このほか、ステルスSSID、DHCPサーバー、UPnP、DDNS、QoS機能を備える。

 セキュリティ機能では、WEP(64/128bit)、WPA/WPA2(TKIP)、外部RADIUSに対応。新たに無線LANセットアップシステム「WPS」も搭載した。

 対応する3.5Gデータ通信端末は、イー・モバイルの場合D01HW/D02HW/D12HW/D21HW/D22HW/D23HW/D11LC/D12LC/D21LC。ソフトバンクの場合C01LC。本体サイズは、91×78×31mm(奥行×幅×高)で、重量は185g。有線インターフェイスは、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1、USB2.0対応ポート×2、miniUSB×1を搭載する。


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(村田 奏子)
2009/8/7 16:31