ロジテック、11n小型無線アダプタで利用用途別の新モデルを追加


「LAN-W150N/U2H」

 ロジテックは、IEEE 802.11n ドラフト2.0およびIEEE 802.11b/gに対応したUSB接続型の無線LANアダプタ「LAN-W150N/U2シリーズ」で、利用用途に応じた専用マニュアルが付属する新モデルを8月下旬に発売する。標準価格は各2625円。

 LAN-W150N/U2シリーズは、理論値で最大150Mbpsの通信が可能で、無線LANアクセスポイントとしても利用できる「ソフトウェアAPモード」機能も備えた製品。本体サイズは34×15.7×7.5mm(幅×奥行×高)、重量は約4gと小型筐体を採用。無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)をサポートし、無線LAN設定システム「WPS」も利用できる。

 今回発表したのは、PCやゲーム機、音楽プレーヤーなど利用用途に応じて、インストーラや専用マニュアルなどが付属した合計5モデル。PCでの利用を想定した「LAN-W150N/U2H」をはじめ、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」およびPSPを使ってオンライン対戦できる「Xlink Kai」向けの「LAN-W150N/U2PSP」、WiiおよびニンテンドーDS向けの「LAN-W150N/U2DS」、iPhoneおよびiPod touch向けの「LAN-W150N/U2IPH」、ウォークマンXシリーズ向けの「LAN-W150N/U2WM」。本体カラーは製品ごとに異なる。

 いずれも仕様自体は共通で、手動で設定を変更することで、他のモデル用に設定を変更できる。対応OSは、無線LANアダプタモード時がWindows Vista SP1/XP SP3/2000 SP4およびMac OS X 10.5/10.4で、ソフトウェアAPモード時がWindows Vista SP1/XP SP3。

 ロジテックでは合わせて、IEEE 802.11b/gに準拠し、IEEE 802.11nベースの独自技術「G-Next」による理論値で最大150Mbpsの通信が可能な「LAN-WN11/U2シリーズ」で、ウォークマンXシリーズ用の専用マニュアルなどが付属する「LAN-WN11/U2WM」を8月下旬に発売する。標準価格は2310円。

 このほか、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LANルータおよび無線LANアクセスポイントの合計3製品を対象にした価格改定を8月17日付けで実施した。無線LANルータでは、「LAN-PWG/APR」が7875円から6720円に、「LAN-PWG/R」が6720円から5565円に値下げ。無線LANアクセスポイント「LAN-PWG/GAP」は、5565円から4515円に値下げした。


(左から)「LAN-W150N/U2PSP」と「LAN-W150N/U2DS」(左から)「LAN-W150N/U2DS」と「LAN-W150N/U2IPH」「LAN-WN11/U2WM」

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(村松 健至)
2009/8/17 12:36