「題名のない音楽会」、YouTube利用のオーディション企画


 テレビ朝日は16日、クラシック音楽番組「題名のない音楽会」のオーディション企画「第5回振ってみまSHOW!」で、参加者の募集をYouTubeを通じて実施するトライアルを開始した。

 「振ってみまSHOW!」は、「1度でいいからオーケストラの指揮をしてみたい」という視聴者の希望をかなえる企画。審査に合格した応募者は、番組内で自分の好きな曲でオーケストラを指揮できる1分間の権利を獲得できる。

 第5回となる今回は、動画共有サービス「YouTube」に開設した「題名のない音楽会」のパートナーチャンネル「振ってみまSHOW!チャンネル」を使って、オーディションを実施。また、指揮動画の撮影時に使用できる100曲の楽曲は、ナクソス・ジャパンの音楽配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」が応募者に対して無料で提供する。

 応募期間は8月16日から9月16日まで。審査基準は「いかに指揮を楽しんでいるか」で、動画の再生回数や評価状況も審査の参考にする。テレビ朝日では6名程度を選出し、収録参加の意思を確認した上で、番組ホームページに出場者を発表する。

 収録は10月21日に、東京都文京区にある「文京シビックホール」の大ホールで実施する予定。収録時に優勝した参加者には、「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」の1年間利用権を副賞として進呈する。


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(村松 健至)
2009/8/17 16:50