J:COM、11n無線LAN搭載のケーブルモデムをレンタル提供


CG3200D-1JCJPS

 ジュピターテレコム(J:COM)は24日、インターネット接続サービス「J:COM NET」で、無線LAN機能搭載のケーブルモデムをレンタルする「無線ホームLAN」で、IEEE 802.11n ドラフト2.0対応モデルの提供を開始した。月額料金は525円。

 「無線ホームLAN」は、これまで下り最大40Mbpsの「J:COM NET 40Mコース」向けに提供していたオプションサービス。今回、IEEE 802.11n ドラフト2.0およびIEEE 802.11b/g対応モデルの提供開始に合わせて、下り最大160Mbpsの「J:COM NET ウルトラ160Mコース」をはじめとした「J:COM NET」全コースで同オプションの利用が可能になった。

 レンタル提供される無線LAN一体型のケーブルモデムは、ネットギアの「CG3200D-1JCJPS」。無線LAN通信速度は理論値で最大300Mbpsで、無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA-PSK(TKIP)、WPA-PSK(AES)をサポートする。また、有線LANインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×4ポートを搭載した。

 J:COMでは当初、株式会社ジェイコム関東の相模原・大和局と、せたまち局の2局で提供を開始し、対象エリアを順次拡大する予定だ。なお、既存ユーザーが「無線ホームLAN」オプションを利用する場合には、モデム交換手数料として3150円が別途必要になる。


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(村松 健至)
2009/8/24 16:21