ソニー、BRAVIAアプリキャストに画質調整やメッセージ投稿アプリ


x-Tuning

 ソニーマーケティングは27日、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」が持つコンテンツ配信機能「アプリキャスト」向けのアプリケーションとして、テレビの画質を調整できる「x-Tuning」と携帯電話からのメッセージを受信する「x-Message Board」を公開した。利用は無料。

 アプリキャストは、テレビを視聴しながらインターネット経由で取得した情報コンテンツを表示できる機能。今回公開されたアプリケーションは、BRAVIAのメニュー画面「XMB(クロスメディアバー)」のネットワーク項目内に設けられる「体験空間フォルダ」から利用できる。

 「x-Tuning」は、画面に表示された複数の画像の中から、自分に合った画像を選択して、テレビの色温度を調整できるアプリケーション。対応するBRAVIAは、KDL-V5/J5/XR1/X1/W1/F1/V1/J1/JE1/M1シリーズになる。ユーザーテストの結果はサーバー上に収集され、今後の製品開発などに活用される。

[お詫びと訂正]
 初出時、x-TuningにZX1シリーズが対応するとしましたが、正しくは対応しておりません。お詫びして訂正いたします。


画質テスト開始画面テストは最大4回実施される結果に合わせて最適な色温度を提示

 「x-Message Board」は、携帯電話から送信されたメッセージをテレビ画面の右側に表示できるアプリケーション。ソニーマーケティングでは、子どもを持つファミリー層を主な利用対象に、外出先から帰宅する際にメッセージを送信して家族に知らせるなど、家族間のコミュニケーション用途での利用を想定している。

 NTTドコモ/au/ソフトバンクの携帯電話に対応(一部機種除く)。アプリ起動時に表示されるQRコードからアクセス可能な専用サイトで発行されるIDをBRAVIAに登録することで、携帯電話からのメッセージ送信が可能になる。なお、登録可能な携帯電話は3台まで。

 メッセージは全角半角ともに最大30文字まで送信でき、背景や文字色も選択できる。また、携帯電話の位置情報機能を利用して、アプリケーション上で現在地を地図表示できる機能も備えた。このほか、2008年以降に発売されたBRAVIAでは、メッセージの受信を知らせるポップアップ通知にも対応する。

 なお、どちらのアプリケーションも8月27日から2010年2月26日までの期間限定で提供される。また、ユーザーサポートも行なわれない。


x-Message Boardメッセージは最大5件表示できる地図情報も表示可能

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(村松 健至)
2009/8/27 17:52