goo地図、回転地図や統計地図機能を追加。3D地図表示もラボ提供
NTTレゾナントは10日、地図サービス「goo地図」で、「回転地図」機能と「統計地図」機能の提供を開始した。合わせて実験サイト「gooラボ」では、日本国内の地図を地形に合わせて立体的に表示できる「3D地図表示システム」の提供を開始した。いずれも利用は無料。
「回転地図」は、地図上に表記されている「東京駅」や「品川駅」などといった名称の表示はそのままに、地図を回転できる機能。また、goo地図で提供する「ルートガイド」では、目的地を画面上部に表示する機能も提供する。
回転地図。左上のつまみを使って地図を回転できる | 回転させたところ。地図上の表記は回転せずに表示される |
「統計地図」は、都道府県ごとの数値情報をユーザーが自由に入力して、それぞれの数値をもとにしたランキングを地図付きで作成できる。NTTレゾナントでは、「美味しいラーメン店が多い都道府県」などといった好みのテーマで地図を作成可能だとしている。また、任意の都道府県を選んで、その地域に関するランキングを表示できるブログパーツも提供する。
gooラボで提供する「3D地図表示システム」は、日本の地形データと衛星写真を組み合わせて、山間部などの自然地形を立体表示できる。地図は拡大や縮小、回転表示に対応。また、地名や住所、施設名などを入力した検索機能も提供し、検索結果から任意の場所の地図表示にも対応する。
「3D地図表示システム」の推奨環境は、OSがWindows Vista/XPで、WebブラウザはInternet Explorer 6.0以降。また、利用にあたってはActiveXのインストールも必要になる。
統計地図とブログパーツ | 3D地図表示システム |
2009/9/10 17:44