ICカード「nimoca」発行枚数が40万枚を突破


 西日本鉄道(西鉄)は1日、同社が発行する乗車用ICカード「nimoca」の発行枚数が9月26日付で40万枚を突破したと発表した。

 「nimoca」は、西鉄が2008年5月より発行を開始したICカード。運営は株式会社ニモカが行う。西鉄では、nimocaの目標発行枚数を5年間で100万枚(20万枚/年)としており、今回の40万枚突破について「2年間の目標枚数を1年4カ月で達成したことになる」とした。西鉄では達成理由を「加盟店の拡大やタッチするだけの使いやすさを支持してもらった結果」と分析する。

 9月30日現在のnimoca累計発行枚数は41万1596枚で、内訳は一般のnimocaが18万7550枚、会員登録が必要でショッピング利用時にポイントが加算される「スターnimoca」が19万9759枚、クレジット機能付の「クレジットnimoca」が2万4287枚。

 合わせてローソンと三菱UFJニコス、株式会社ニモカは、福岡県内の全ローソン約340店舗にて、nimocaを10月下旬より導入する。9月30日現在、nimocaでの決済やチャージに対応したローソンは50店舗。導入後は、店頭でのチャージ(入金)が可能となるほか、一部店舗を除きnimocaの発売にも対応する。なお、利用時にポイントは付与されない。


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(村田 奏子)
2009/10/1 17:52