「FeliCa Plug」内蔵の歩数計、データをFeliCaポートで転送可能


歩いてネ!ットFS-500

 株式会社エステラは、ソニーの非接触ICモジュール「FeliCa Plug」を内蔵した歩数計「歩いてネ!ットFS-500」を10日に発売した。標準価格は5880円。

 「歩いてネ!ットFS-500」は、非接触ICモジュール「FeliCa Plug」を内蔵することで、PCや携帯電話に歩行データを送信できる歩数計。PCに搭載されたFeliCa対応ポートや、ソニーのFeliCa対応ポート「PaSoRi(パソリ)」にタッチすることで、最新14日分の歩数記録や消費カロリーのなどのデータを送信できる。

 歩数計に記録したデータは、エステラのホームページからダウンロードできる専用ソフトで管理する。また、株式会社アコーズが運営する無料のSNS「歩いてネ!ット」と連動。SNSのIDと製品を紐付けることで、データ通信した際に自動ログインし、歩行データを「歩いてネ!ット」に反映できる。

 今後はNTTドコモが提供する企業向けサービス「ウェルネスサポート」にも対応する予定で、FeliCa対応の携帯電話へのデータ送信も可能となる予定。

 歩数の検出方法は3D加速度センサーを採用し、歩数・歩行距離・消費カロリー・エクササイズ・時刻などを計測できる。記録は最新14日分を保存する。

 本体サイズは約75×33.5×10.8mm(幅×高×厚)、重量は約26g。本体カラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色で、電池寿命は約1年(1日平均1万歩歩行、1日2回通信)。初年度では5万台の販売を目指す。

「歩いてネ!ットFS-500」データ転送の利用イメージ

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(村田 奏子)
2009/10/7 16:38