KDDI、「ひかりone ホームN」を2010年3月末で終了


 KDDIは8日、戸建て住宅向けの光ファイバー接続サービス「ひかりone ホームN」について、2010年3月31日に提供を終了すると発表した。新規受付は2008年10月に終了している。

 「ひかりone ホームN」は、NTTの光ファイバー回線を利用して、KDDIが2005年1月に「KDDI光プラスホーム」という名称で、東京・神奈川・千葉・埼玉エリアで提供を開始。光ファイバー回線の通信速度は最大1Gbpsで、ユーザー宅内では上下最大100Mbpsの通信に対応する。

 KDDIでは、2006年6月に東京電力とのFTTH事業統合にともない、自前の光ファイバー回線を利用した新サービス「ひかりone ホーム」を開始した際に「KDDI光プラスホーム」から「ひかりone ホームN」へと名称を変更。その後、「ひかりone ホーム」への移行を進めてきた。

 なお、現在サービスを利用するユーザーに対しては、終了通知とともに代替サービスへの移行に関する案内を書面などで個別に通知する。


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(村松 健至)
2009/10/8 16:36