paperboy&co.、書評コミュニティ「ブクログ」を運営開始


ブクログ

 株式会社paperboy&co.は8日、書籍や音楽CDなどを登録してレビューなどが可能なコミュニティサイト「ブクログ」をリニューアルして、正式サービスとして運営を開始したと発表した。利用は無料。

 「ブクログ」は、paperboy&co.の代表取締役CCO(最高クリエイティブ責任者)を務める家入一真氏が2004年9月に個人運営のサービスとして開始したもの。本棚のようなインターフェイスを採用し、書籍やCD、DVDなどのアイテムを本棚に並べるように表示できるのが特徴。また、書評やおすすめ度も登録できる。Amazon.co.jpの商品データベースを利用しており、ユーザーが取得したAmazonアソシエイトIDの設定にも対応する。なお、2009年9月末時点のユーザー数は約20万人。

 今回、家入氏の個人運営からpaperboy&co.へとサービス体制を変更。これに合わせて実施したリニューアルでは、登録アイテムの並び替え機能やタグ分類機能を追加。また、登録した本に対して、「読みたい」「いま読んでる」「読み終わった」というステータス情報を付加できる機能も実装された。

 paperboy&co.では今後、自社で運営するオンラインショッピングモール「カラメル」で販売されている商品の登録にも対応させたい考え。また、ブログサービス「JUGEM」やコミュニケーションサービス「ログピ」といった既存のコミュニティサービスとの連携に加え、電子書籍販売サービスへの対応など外部サービスとの連携も検討する。


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(村松 健至)
2009/10/8 18:03