テクノラティジャパン、10月23日でサービス終了


 テクノラティジャパンは14日、同社のサービスを10月23日12時で停止すると発表した。「technorati.jp」で提供していたブログ検索サービスのほか、APIや、Impress Watchと共同運営していた家電やAV、IT機器の情報サイト「Hyobans」も終了する。

 テクノラティジャパンは、ブログ検索サービスを提供していた米Technoratiとデジタルガレージが業務提携し、2005年1月に設立された。サービス終了の理由についてテクノラティジャパンでは、米Technoratiの事業方針の変更に伴い、日本語システムの開発およびサポートの継続が困難になったためと説明している。デジタルガレージによれば、米Technoratiは日本時間の14日早朝にリニューアルし、従来のリアルタイムブログ検索サービスから方向転換しているという。

 サービス終了後のテクノラティジャパンの会社の存続や、新たなブログ検索サービスの展開については現時点では未定だ。

 サービス終了を前にテクノラティジャパンでは、同社サービスのアカウント登録者に対して、米Technoratiへのアカウント移行方法などをアナウンスしている。アカウント移行期間の10月14日から12月31日に米Technoratiでサインインを行うことで移行が完了し、引き続き米Technoratiでアカウントを使用できる。

 一方、移行期間内にサインインがなかったアカウントは削除される。また、それを待たずにテクノラティジャパンのサイトで直ちに削除手続きをすることも可能だ。


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(永沢 茂)
2009/10/14 20:11