セブン＆アイ、独自ブランドのユーザー参加型コミュニティ正式版

「プレミアムライフ向上委員会」キャンペーンページ

　独自ブランド「セブンプレミアム」を展開するセブン＆アイ・ホールディングスは16日、ユーザー参加型のコミュニティサイト「プレミアムライフ向上委員会」を正式公開した。利用は無料で、メールアドレスなどの登録が必要となる。

　「プレミアムライフ向上委員会」は、ユーザーの意見を反映した商品開発を目的に、2009年7月7日にベータ版を開始。今回の正式版は、ユーザー同士で商品についての質問トピックを投稿/回答できる「ななばた会議」や商品のレビュー機能、ユーザーが新商品のアイデアを投稿できる「一緒に作るプロジェクト」などのコンテンツを用意する。なお、正式版のコンテンツはベータ版とほぼ同等という。

　セブン＆アイ・ホールディングスでは、正式公開記念として、「一緒に作るプロジェクト」にて新商品開発プロジェクトを企画。また、会員限定のプレゼント企画や、試作品の提供、製品化されたアイデアへの表彰制度などを実施するという。

　現在の「プレミアムライフ向上委員会」登録者数は約1000名。セブン＆アイ・ホールディングスでは、初年度で1万人のユーザー登録を目指す。なお、「セブンプレミアム」は、原材料調達から商品開発・販売までをグループ内で一元管理するブランド。2007年5月の発売以降、順次品揃えを拡大し2009年9月末現在で約800品目を販売する。