バッファロー、ISDN対応ルータなどのACアダプタで発熱の可能性


WLAR-8000ACG

 バッファローは26日、2000年から2005年にかけて製造・販売したネットワーク製品に付属する台湾DVE社製のACアダプタ「DSA-0151F-05A」の一部について、発熱によってACアダプタ樹脂ケースの変形などが生じる可能性があることが判明したと発表した。バッファローでは、該当製品のACアダプタの交換・回収を実施する。

 該当製品は、子機セットモデルを含めたISDN回線の接続に対応した無線LANルータ7製品(WLAR-128/WLS-128S/WLAR-128-IT10/WLAR-128-IT20/WLAR-128G/WLS-128GS/WLS-128GSU)の約10万台、ADSLモデムを内蔵した無線LANルータ6製品(WLAR-8000ACG/WLS-8000ACGS/WLS-8000ACGSU/WLAR-8MACGT/WLS-8MACGPST/WLS-8MACGSUT)の約2万台。また、既設の電話回線を利用してLAN環境を構築できる「HomePNA」に対応したコンバータ「HEB-T1」も該当し、台数は約2000台になる。

 バッファローによれば、製品に付属する台湾DVE社製のACアダプタ「DSA-0151F-05A
」の一部で、発熱によるACアダプタ樹脂ケースの変形、ACアダプタを接続したコンセントまたは電源タップに熱変形が生じる可能性があることが判明したという。なお、該当製品のACアダプタ不具合に関する利用者からの問い合わせは、過去1年で4件あったとしている。

 ACアダプタの交換申し込みは、専用Webページまたは電話にて受け付ける。申し込み後、1週間以内に交換用ACアダプタが送付される。また、古いACアダプタに関しては同封の返送用着払い伝票を使って、バッファローに返送する。


ACアダプタ「DSA-0151F-05A」の外観型番を記したラベルシールも貼られている(一部ロットでは赤枠部分の記載が若干異なる)

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(村松 健至)
2009/10/26 17:57