ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、12月15日に開設


「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」予告サイトのイメージ画像

 SBIホールディングスと米Dow Jones&Companyが6月に設立した合弁会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社」は、「The Wall Street Journal」の日本版ニュースサイト「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」を12月15日に開設する。論説記事など一部コンテンツは有料で提供される。

 「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」では、世界各地にいる約1800名の記者や編集者が取材した情報の中から、日本の読者に必要と思われる記事を選んで、日本の編集チームが日本語に翻訳・編集した記事を毎日数十本程度掲載する。なお、「The Wall Street Journal」がアジア地域で他言語版を本格提供するのは、中国語版に続いて2番目になるという。

 最新1週間の記事は、会員登録の手続き必要なく無料で閲覧が可能。無料の会員登録をした場合には、最新1カ月分の記事閲覧に加え、株価情報やコメント投稿機能、カンファレンスの案内などを受け取れるようになる。また、具体的な料金体系やサービス詳細は後日発表されるが、ニュースに対する分析記事や論説を日本語で読めるなどの有料会員メニューも提供する。

 正式開設に先立って、11月11日には予告サイトがオープン。11月13日に来日を予定する米国のオバマ大統領の特集記事などを中心に、毎日1~2本の記事を日本語で掲載する。


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(村松 健至)
2009/11/11 12:35