PeX、プリペイド式のサーバー型電子マネー「payca」


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 ポイント交換サイト「PeX」を運営する株式会社PeXは11日、プリペイド式のサーバー型電子マネー「payca(ペイカ)」のサービスを開始すると発表した。ソーシャルアプリ事業者向けの小額決済サービスとして導入を進める。

 「payca」は、有料の「mixiアプリ」など、ソーシャルアプリでの利用を想定する。現時点では「payca」の利用に対応したサービスはないが、「数社での導入は決定している」(PeX広報)。2010年末までに100サービスでの導入を目指す。

 現時点での「payca」のチャージ手段は、電子マネー「BitCash」および「PeXポイント」の2種類。チャージ可能な金額の上限は5万円で、1円単位でチャージできる。交換率はチャージ手段によって異なり、「BitCash」1クレジットでは「payca」1円相当、「PeXポイント」では、10PeXポイントが「payca」1円相当となる。変換にともなう手数料などは必要ない。今後は現金やクレジットカードなどでのチャージも予定する。

 PeXでは、「mixi」などのSNSで有料アプリを利用するユーザーが増加し、ソーシャルアプリ市場が拡大していることを受けて「payca」を開始したとしている。


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(村田 奏子)
2009/11/11 14:52