トムス、アニメ「おはよう!スパンク」など2作品を配信


 アニメーション制作を手がける株式会社トムス・エンタテインメントは16日、動画配信サービス「ムービースクエア」で、アニメ「おはよう!スパンク」と「天外魔境 自来也おぼろ変」のインターネット初配信を開始した。料金はポイント制で、「おはよう!スパンク」が各話100ポイント、「天外魔境 自来也おぼろ変」が200ポイント。

 「おはよう!スパンク」は、雪室俊一が原作、たかなししずえが作画を担当した同名コミックを原作に、1981年にテレビ放送された全63話のアニメ。中学2年生の森村愛子と、ダメ犬・スパンクの日常生活を描いた作品になる。「ムービースクエア」では現在、第1~30話までを配信中で、第31~63話は2010年に配信を予定する。

 「天外魔境 自来也おぼろ変」は、1989年にハドソンが発売したPCエンジン用ソフト「天外魔境 ZIRIA」に独自設定を加えたオリジナルビデオアニメーション(OVA)。ジパングの怪盗忍者・自来也は、謎の秘宝「ヒルコ」の鍵を握る雪姫を助けたことで、ヒルコを巡る戦いに巻き込まれていく。

 コンテンツの購入はポイント制で、「おはよう!スパンク」は各話100ポイント、「天外魔境 自来也おぼろ変」は200ポイント。購入から7日間視聴できる。ポイント販売額は会員種別ごとに異なり、無料会員では1000円が950ポイントで、ポイント有効期間は7日間。月額525円の有料会員は、月額料金内で550ポイントが付与されるほか、ポイントの追加購入も可能で、ポイント有効期間は6カ月になる。

 いずれもストリーミング形式で配信され、視聴にはWindows Media Playerを使用する。ビットレートは750kbps。


「おはよう!スパンク」「天外魔境 自来也おぼろ変」

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(村松 健至)
2009/11/17 13:15