DIGITAL COWBOY、ネットワークプレーヤーで無線子機同梱モデル


DC-MCNP1/W

 ハンファ・ジャパンが展開するPC周辺機器ブランド「DIGITAL COWBOY」は、ネットワークプレーヤー「DC-MCNP1」で、IEEE 802.11n/b/g準拠のUSB接続型無線LANアダプタを同梱した「DC-MCNP1/W」を12月5日に発売する。オープンプライスで、店頭実売価格は2万2900円前後の見込み。

 「DC-MCNP1」は、DIGITAL COWBOYが2009年7月に発表した、2.5インチのSATA型HDDを1台搭載できる製品。10BASE-T/100BASE-TX×1ポートの有線LANインターフェイスを備え、HDDに保存したコンテンツに加えて、LAN経由でPCやNAS内のコンテンツ再生にも対応。今回発表した「DC-MCNP1/W」では、同梱するUSB接続型の無線LANアダプタを背面のホスト用USB 2.0ポートに接続して、無線LAN経由でのコンテンツ再生が可能になる。

 無線LANアダプタを同梱する以外の仕様は、「DC-MCNP1」と共通。再生可能なファイル形式は、動画がMPEG-2 HDやMPEG-1/2、DivX/Xvid/ISO/VOB/MKV/H.264/WNV9/ASF/MOV/FLV/MP4などを、音声ファイルはMP3/WMA/AAC/OGG/AC3/DTSなどを、画像ファイルはBMP/JPEG/GIF/PNG/TIFFをサポートした。再生機能では、前回中断した場所から再生を再開できるレジューム機能や音声付きの早送り機能などを用意する。

 簡易NAS機能を備えており、本体に内蔵したHDDやUSBポートに接続したストレージに保存したファイルに、LAN経由でPCからアクセスが可能。また、DIGITAL COWBOYが無償提供するダイナミックDNSサービスを利用して、外出先からインターネット経由でのFTPアクセスや動画のストリーミング再生にも対応する。

 本体インターフェイスは、映像がHDMI×1、コンポジット×1、音声が光デジタル×1、コンポジット×1。USB 2.0インターフェイスは、ホスト×2ポート、クライアント×1ポートを搭載する。

 本体サイズは29×112×167mm(幅×奥行×高)で、重量は325g。同梱のUSB接続型無線LANアダプタは15×15×155mmで、約12g。無線LANセキュリティは64/128bitのWEPとWPAをサポートする。


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(村松 健至)
2009/11/26 15:29