アイ・オー、DTCP-IP対応やWindows 7連携するメディアプレーヤー
AV-LS700 |
アイ・オー・データ機器は、ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」の新製品として、DLNA 1.5や著作権保護技術「DTCP-IP 1.2」をサポートした「AV-LS700」を12月下旬に発売する。標準価格は1万6485円。
「AV-LS700」は、LAN内にあるPCやHDDレコーダなどに保存したデジタル放送番組などのコンテンツを再生できる製品。Windows 7が標準搭載する「Windows Media Player 12(WMP12)」のリモート再生機能とも連携が可能で、WMP12を使ってDLNA対応サーバーに保存したコンテンツを「AV-LS700」での再生指示が可能なほか、WMP上で一時停止/早送り/早戻しの再生にも対応する。
動画共有サービス「YouTube」を再生できる機能も用意しており、1080pに対応したHD画質のYouTube動画も再生できる。有線インターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX×2ポートのスイッチングハブを備え、ルータとの接続に加えて、残り1ポートにデジタル家電などを繋いで「AV-LS700」を介したインターネット接続も可能だ。
本体背面 | 付属のリモコン |
USB 2.0インターフェイスは本体前背面に各1ポートを搭載。本体前面にはSDカードスロット(SDHC対応)も備えており、本体にUSBで繋いだデジタルカメラやHDD、SDカードスロットに装着したSDカードに保存したコンテンツの再生にも対応する。また、AVCHD対応のデジタルビデオカメラでは、本体をUSB接続または映像を記録したSDカードをスロットに装着して、「AV-LS700」に別途接続したUSB接続型HDDに対してバックアップできる機能も利用できる。なお、同機能に対応するデジタルビデオカメラ情報は、アイ・オーのWebサイトで告知される。
再生可能なフォーマット形式は、動画がWMV9(VC-1)とMPEG-1/2/4、H.264/AVCHD/XviD、音声がWMA8/9/9 ProとMP3/AAC/LPCM、静止画がJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFF。なお、著作権保護されたコンテンツは再生できない。
出力端子はHDMI、D映像、コンポジット映像、アナログ音声、光アナログ音声を各1系統ずつ搭載する。また、テレビとHDMI接続した場合に、一方のリモコンで双方の機器の電源をオンオフできるなどの「HDMI CECリンク」にも対応を予定する。
本体サイズは約260×125×43mm(幅×奥行×高)で、重量は約930g。製品にはリモコンやLANケーブル、AVケーブル、ACケーブルなどが付属する。
WMP12のリモート再生機能も利用が可能 | Windows 7から再生指示も行なえる | デジタルビデオカメラなどに保存したコンテンツも再生できる |