Cerevo、無線LANデジカメ「CEREVO CAM」を来週より順次出荷


Cerevoの岩佐代表取締役

 株式会社Cerevo(セレボ)は10日、同社第1弾製品であるIEEE 802.11n/b/g準拠の無線LAN機能を搭載したデジタルカメラ「CEREVO CAM」の発表記念パーティーを開催した。パーティーでは、「CEREVO CAM」を来週より順次出荷することが発表された。

 「CEREVO CAM」は、専用のオンライン写真管理サービス「CEREVO LIFE」と連携して、撮影した写真を「CEREVO LIFE」に自動アップロードが可能な製品。「CEREVO LIFE」からはmixiやlivedoor blog、はてなダイアリー、Twitter、フォト蔵、Flickr、Picasaウェブアルバムなどへの自動投稿機能を備えるほか、簡単な写真編集機能も備えている。標準価格は1万9999円。現在、Cerevoの直販サイトでは500円引きの1万9499円で予約販売受付を実施している。

 10日に開催された発表記念パーティーでは、代表取締役の岩佐琢磨氏が「CEREVO CAM」の発売時期について言及。これまで12月中の発売とだけ告知していたが、岩佐氏は「12月14日の週から順次お届けできる」とアナウンスした。なお、具体的は予約数は非公表だが、岩佐氏によれば「それなりの人数にご予約いただいている」とした。また、会場では20台限定で来場者に抽選販売する企画も実施した。

 会場には、「CEREVO CAM」製品版を自由に試すことができるタッチ&トライコーナーも設置。来場者は「CEREVO CAM」で撮影した写真が、会場内に設けられた無線LANアクセスポイントを介して「CEREVO LIFE」に自動アップロードされている点などを実際に確認していた。

 なお、会場に持ち込まれた「CEREVO CAM」製品版は、10日午後に中国から到着したもの。パーティー開始前には、Cerevoスタッフによる検品作業や設定作業などが会場内で実施している姿も見られた。

 このほかパーティーには、CerevoのWebサイトで商品説明動画に出演するアイドル「バニラビーンズ」の2人がゲストとして登場し、カジヒデキが作詞を担当した曲「LOVE&HATE」を披露した。


「CEREVO CAM」外観。製品版が披露されたのは今回が初撮影した写真は「CEREVO LIFE」に自動アップロードできた会場では10台以上の実機が用意されていた

ゲストとして登場したバニラビーンズ。パーティー終盤には「LOVE&HATE」を披露した会場の様子無線LANモジュールを提供するプラネックスは、未発表のデジタルフォトフレーム搭載の無線LANルータを展示。「CEREVO CAM」との連携機能を用意するという

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(村松 健至)
2009/12/11 11:45