フェイス、ショートフィルム映画祭に協賛して応募作をネット配信


14日に開催したイベントの模様。(左から)大黒摩季、泉谷しげる、フェイスの平澤創社長、別所哲也

 フェイス・グループの株式会社フェイス・ワンダワークスは15日、ショートフィルム専門映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」で、2010年に設立予定の「Music Shortクリエイティブ部門」に協賛すると発表した。

 「Music Shortクリエイティブ部門」では、国内のレコードレーベルから提供を受けた楽曲を題材に、最大10分の映像作品を募集する。現時点で、泉谷しげるや大黒摩季、元気ロケッツなどのアーティストが楽曲提供を予定している。

 題材楽曲の発表と映像作品の募集開始は8月頃を予定し、2010年1月に作品応募を締め切る。審査期間を経て、2010年6月に開催予定の「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2010」で受賞作品が発表される。

 フェイス・ワンダワークスでは、応募作品をPCおよび携帯電話向けの動画配信サイトを通じて有料配信するほか、動画以外のコンテンツへの活用、SNSや無料情報サイトなどでの広告型サービスとしての活用、海外展開などを進める。こうした施策を通じて、アマチュアを含む映像クリエイターにとって、従来困難だった配信による収益の獲得が可能になるとしている。


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(村松 健至)
2009/6/16 18:20