3DCG投稿サイト「cg」、Webカメラを使った「AR表示」機能
株式会社エンタースフィアは7日、3DCGを投稿できるコミュニティサイト「cg」で、Webカメラを使って実写映像内に3DCGモデルを表示できる「AR(Augmented Reality:拡張現実)表示」機能を追加した。
AR表示機能の利用は、ユーザーが別途用意したWebカメラと、「cg」のWebサイト上で配布される白黒のマーカーが必要。作品詳細画面から「AR表示を有効にする」ボタンをクリックして、Adobe Flash Playerの利用を許可するとWebカメラの利用が有効になる。その上で、白黒のマーカーをWebカメラで撮影すると、撮影する映像内に3DCGモデルが表示されるようになる。
3DCGモデルは、Webカメラが撮影するマーカーの向きに合わせて姿勢の変更も可能で、「今の位置で固定」ボタンを押して撮影位置を固定できる。また、表示中の映像を撮影してcgに画像も投稿できる。
エンタースフィアでは、AR表示機能によって、実際のフィギュアと3DCGによるフィギュアを並べて撮影できるほか、ジオラマを使って模型のロボットと3DCGのロボットが戦うシーンを撮影するなどの活用シーンを想定している。
AR表示の利用イメージ |
2009/8/7 13:17