全国のファミリーマートで電子マネー「WAON」導入。10月から


「WAON」

 ファミリーマートとイオンは15日、イオンの電子マネー「WAON」を全国のファミリーマート約7500店舗に10月13日より導入すると発表した。なお、ファミリーマートと西武鉄道で共同展開する「TOMONY」では利用できない。

 ファミリーマートでは、レジでのWAON決済のほか、WAONとマルチメディア端末「Famiポート」の連携も実施。「Famiポート」では、WAONポイントをWAONに変換する「WAONポイントチャージ」、事前にWeb上で手続きを行うことで、WAONへチャージ(入金)できる「WAONダウンロード」や他社ポイントをWAONポイントへ変換する「WAONポイントダウンロード」のサービスを提供する。

 レジでWAON決済を利用すると、200円ごとに1WAONポイントが付与される。1WAONポイントは1円換算。決済前に「ファミマTカード」または「Tカード」を提示することで、Tポイントも加算される。現金でのWAONチャージは2010年1月から対応する。

 ファミリーマートでは、2004年からSuicaやICOCAなどの電子マネーを順次導入。今回のWAON導入で、イオンを利用する主婦層や中高年層が利用できるとしている。イオンでは、2009年秋にファミリーマートへのWAON導入を2009年6月に発表しており、今回の提携によりWAON利用可能店舗数が3万7000店舗まで拡大するという。

 2009年8月現在のWAON発行枚数は1090万枚で、利用可能店舗数は2万9000店舗。


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(村田 奏子)
2009/9/16 12:50