ニコニコ動画の有料会員数が50万人を突破、一般会員は1410万人に

　ニワンゴは、動画共有サービス「ニコニコ動画（ββ）」のプレミアム会員数が50万人を突破したと19日付で発表した。

　「ニコニコ動画（ββ）」のプレミアム会員は、月額525円の課金により、プレミアム会員専用回線が利用できるほか、サーバー混雑時の低画質モード回避や「ニコニコ生放送」の優先視聴などの特典を利用できる。

　今回のプレミアム会員数50万人突破を記念し、ニワンゴでは、サービス開始初期に会員登録したユーザーやキリ番で登録したユーザーを紹介する動画を作成し、プレミアム会員および一般会員向けに公開した。また、50万人目のユーザーには感謝状を送付する予定という。

　プレミアム会員サービスは2007年6月に開始。登録者数は2008年5月に20万人を突破したのち、約9カ月半後となる2009年3月に30万人、30万人突破後から4カ月半後の2009年7月に40万人を突破した。今回の50万人突破は、40万人突破から約2カ月で達成した。なお、一般会員数は19日現在で1410万人。

　ニワンゴが20日に実施したプレミアム会員向けのニコ割アンケートでは、10824人の回答者の77％がプレミアムサービスに「ある程度満足している」「とても満足している」と回答。ただし、特典の拡充を求める声も多かったという。

　ニワンゴでは「これで一歩、黒字化に近づくことができた」とコメントしている。