NTT西日本、薄型・軽量化したHD-PLCアダプタ新製品


 NTT西日本は、HD-PLC規格に準拠した高速PLCアダプタ2製品を10月22日に発売する。標準価格は、2台1組の「PN-1100HD-S」が1万5750円、増設用アダプタ「PN-1100HD」が7875円。

 PN-1100HD-Sは、本体サイズが60×26×100mm(幅×奥行×高)、重量が約110gと、NTT西日本が2008年8月に発売した「PN-1000HD-S」と比較して、約7mmの薄型化、約40gの軽量化を図った製品。高速PLC規格は、パナソニックが提唱する「HD-PLC」規格を採用し、実効通信速度は、UDP値で最大90Mbps、TCP値で最大65Mbpsを公称する。


製品外観

 機能面では、IP電話サービス「ひかり電話」の音声データなどを優先させるQoS機能をサポート。また、本体正面にある3個のインジケータを利用して、通信速度の目安を確認できる「簡易通信速度測定機能」も備えた。

 有線LANインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載。なお、本製品は親機1台につき、最大15台までの子機を増設できる。


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(村松 健至)
2009/10/5 16:44