NTT東、「ひかり電話」対応の「ひかりパーソナルフォン」新製品


ひかりパーソナルフォン WI-200

 NTT東日本は、IP電話サービス「ひかり電話」向け電話機の新製品として、IEEE 802.11b/g準拠の無線LANに対応した「ひかりパーソナルフォン WI-200」を10月30日に発売する。標準価格は1万8900円。なお、「ひかり電話」の利用には、「フレッツ 光ネクスト」または「Bフレッツ」の契約が必要になる。

 「ひかりパーソナルフォン WI-200」は、「ひかり電話」対応ルータと無線LANで接続して、「ひかり電話」による通話が可能な製品。「ひかり電話」の付加サービスとの連携も可能で、電話番号を追加取得できる「追加番号(マイナンバー)」の利用時には、従来から使用する電話番号と追加取得した電話番号の両方が着信できる。

 「ひかり電話」対応ルータとの無線LAN接続設定をボタン操作で完了できる「無線自動設定」機能を用意。無線LANセキュリティは、64/128bitのWEP、WPA/WPA2(TKIP/AES)をサポートした。また、USB 1.1/2.0インターフェイスも1ポート備える。

 電話機能としては、1件ごと約15秒、最大3件までの伝言メモを録音できる機能、受話音量や着信音量を調整できる音量調整機能を備える。通話可能エリアは、無線LAN接続する「ひかり電話」対応ルータから半径約60mの範囲。電源はリチウムイオン充電池を使用し、連続通話時間は約5時間、連続待受時間は約100時間。充電時間は5時間。

 本体サイズは約49×36.4×176(幅×奥行×高)で、重量は約170g(充電池パック含む)。本体は、画面の文字やボタンを大きくするなど、ユニバーサルデザインにも配慮した。なお、付属充電器の本体サイズは約85×94.5×55.3mmで、重量は約75g(電源アダプタ含まず)。


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(村松 健至)
2009/10/28 18:30