アップル、「Apple TV」で画面デザイン刷新などの機能強化
Apple TV |
アップルは30日、ネットワークプレーヤー「Apple TV」の最新ソフトウェア「Apple TV 3.0 ソフトウェア」を無償公開した。
「Apple TV」は、IEEE 802.11nに対応した無線LAN機能と有線LANインターフェイスを備え、PCの「iTunes」に保存した楽曲などをネットワーク経由での再生できる製品。また、「iTunes Store」からのコンテンツ購入も可能なほか、動画共有サービス「YouTube」などに投稿された動画の再生にも対応する。日本国内では現在、160GBモデルが2万3800円で販売されている。
「Apple TV 3.0 ソフトウェア」では、ユーザーインターフェイスを刷新。楽曲データに加えて、歌詞やライナーノーツ情報などの素材を提供する「iTunes LP」の利用に加え、インターネットラジオの再生にも対応した。
また、「iTunes」のライブラリの中から最大12個のプレイリストを自動で作成する「Genius Mix」の利用もサポート。このほか、アップルの写真管理ソフト「iPhoto」とも連携し、顔認識で写真を分類する「人々」機能、日付単位などで写真を分類する「イベント機能」で分けられた写真の表示が可能になった。
なお、米国では映画コンテンツにインタビューやカットされたシーンなどを付加した「iTunes Extras」などの利用にも対応する。
アップルでは合わせて、「Apple TV 3.0 ソフトウェア」に対応する「iTunes 9.0.2」を公開した。
「Apple TV 3.0 ソフトウェア」適用後のメニュー画面(画面は英語版のもの) |
2009/10/30 12:10